曖昧さ回避
『ゴーストトリック』のリンネ
“今夜”、ある事件を解決するために奔走する新人刑事。ゲームの人物一覧表記は『ネラワレタアカゲ』、公式サイトでは『目的のためなら何度でも死ぬ、前のめりすぎる女刑事』。
名前の由来は仏教で転生を意味する「輪廻」だと思われる。英語版の綴りは「Lynne」。
D地区廃棄集積所で事切れたシセルの傍に居合わせ、直後彼女自身も殺し屋のジーゴに銃殺されたが、シセルの《死者のチカラ》により生き返る。
記憶喪失のシセルにとって自分の死の唯一の手がかりであり、且つクネリ曰く「今夜起こる出来事全ての鍵を握っている」と語るほど重要な存在。シス司令率いる謎の組織からも命を狙われている。
凄まじい行動力と元気の良さで物事に挑む、良く言えば活動的、悪く言えば猪突猛進な性格。そして自分を殺したテンゴに鉄槌を下さんと燃えたり、己の命より他の人命を優先すると潔く断言（といっても救助した人物の発言に「やっぱり助けなきゃよかったかも」と愚痴ったりはしたが）する強い正義感も持ち合わせている。
そんな明るい振る舞いからか上司のカバネラから目をかけられているのを筆頭に、モブの刑事やコボーズ係官等、課の垣根関係なく想われたりと警察内ではアイドル的存在として愛されている。ただし捜査課のリンジューが同僚に対してトラブルメーカー的な意味合いで「同僚、捜査課のリンネって呼ばれてるからなあ」と引き合いに出したりもしているので、予想だにしない突飛な行動もしっかり知れ渡っている模様。
自分の容姿を自画自賛したり他人の褒め言葉にこれ見よがしに反応する自信家な部分を始め、死を経験するごとに（慣れもあってか）だんだん図太くなっていくのをシセルから呆れられたりもするが、シセルに一度窘められたときや真犯人の孤独な心を想像したときに涙ぐんだり、被害者として関わった後述の事件現場には二度と行きたくないと思う繊細な一面もある。
10年前にアシタール公園にいたとき、ある逃亡犯に人質として捕まった過去がある。事件そのものは当時刑事だったジョードに助けられたことで解決し事なきを得、その際の彼の発言がきっかけで将来刑事になるのを夢見て見事実現させた。胸に付けているバッジはそのときジョードから貰ったもので今も大切に身につけており、恩義もあって他の刑事達よりも彼を強く慕っている。
現在はカノンとペットのミサイルと一緒に、メゾン・ド・ナムアミ701号室で暮らしている。
カップリングタグにシセリンがある。
