概要
ゲーム『ゴーストトリック』に登場するキャラクターの一人。
国家の機密に関わる罪を犯した犯罪者達が収監される《特別刑務所》の看守。
名前の由来は「小坊主」だと思われる。
四角四面で職務に忠実なボーズ係官と違い、勤務中に自分のデスクで専らトランプタワーを作っている。それ以外にも、刑務所に勤め始めた頃は非常事態用のレバー(※下げるとサイレンが鳴り響き、普段は隠されているバズーカ等の武器が出てくる)を遊びで弄り倒してボーズ係官の反応を楽しんでいた等、仕事面はかなり不真面目でだらけ気味。本人も「真面目になんてやってらんねえ」とぼやいている。
ただしこの怠惰な言動は、憧れの対象であり刑事職に就く動機となったジョードが投獄された反動でもあり、リンネの逃亡の件と重なった際は強い怒りと葛藤と垣間見せた。
先輩のボーズ係官にはほとんどタメ口に近い砕けきった敬語を使い、その生真面目な言動をおちょくったり皮肉ったり暗に小馬鹿にしたり辛辣なツッコミを入れたりとまるで敬意を抱いていない(他の先輩にはまだきちんと対応しているためボーズ係官個人を舐めきっているのは一目瞭然)。会話の応酬はさながらコントのようで、やり取りを見ていたシセルは「いいコンビだ」と呟いている。
また「リンネのファン」を自称しており、逃亡犯として手配されている彼女から電話がかかってきたときは本部に報告しようとするボーズ係官を口止めした。
ちなみにコボーズ係官の名前はゲーム中には登場しておらず(名前どころかキャラの立ちっぷりとは裏腹に本編中の人物一覧にも載っていない)、「コボーズ」という名前はディレクターの巧舟がTwitterのリプライで即興で答えたものである。