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編集者:ほほ
編集内容:映画ダークフェニックスについて追記

概要

「恵まれし子らの学園」の最初の5人の生徒の内の一人。エグゼビアには及ばないがサイコキネシステレパシー能力を有し、エグゼビアのアシスタント的な役割も果たす。ティーンエイジャーの頃はマーベルガールと名乗っていた。

何度も生死を経験しており、その都度実はクローンや偽者だったという後付けが加えられ復活しているが、2003年マグニートーの偽物であるエクゾーンによってとうとう殺されてしまった。

フェニックス

彼女の記憶・人格・外見をコピーした超エネルギー生命体が、自分をジーン本人と錯覚し、フェニックスと名乗ってX-メンに参加していたことがあり、周囲の誰もが、ジーンが宇宙の超エネルギー生命体のパワーを受け取ったものと思っていた。しかし、その余りにも強過ぎる能力と、そこから生じる破壊衝動を制御し切れなくなって、宇宙規模の惨事をいくつも引き起こすこととなり、宇宙列強種族から有罪判決を下される。彼女を破壊しようとするシャイア帝国のインペリアルガードと彼女を守ろうとするX-メンは月面で死闘を演じるが、最終的に彼女は自らの身を挺(てい)して世界の破滅を阻止する(「ダーク・フェニックス・サーガ」)。

後に、ジーン本人はアベンジャーズによって救助されチームに復帰。その後は「一人の女性として生きたい」という願いから本名をそのままコードネームとする。その後、遠い別世界の未来からやってきた、サイクロップスとの間に生まれた娘レイチェル(フェニックス2)との出会いによって、コードネームをフェニックスとした。

実写版

実写版は1作目~4作目、およびウルヴァリン『ウルヴァリン: SAMURAI』に登場。演者はファムケ・ヤンセン。

原作同様、プロフェッサーXの側近の1人であり、テレキネシスやテレパシー能力で仲間たちをサポートする。ただ、今一つ自分の能力に自信が持てないために、窮地に陥ってしまうこともしばしばだった。(2のサイクロップスのセリフからすると、1作目のリバティ島での戦いくらいまでは椅子を動かすのもやっと、だったらしい。その割には発射された弾丸を止めたり、トードの動きを封じたり、ストームの竜巻で持ち上げられたウルヴァリンの体をコントロールしたりはしているが)

また、サイクロップスとは恋人同士で会ったが、ウルヴァリンからも想いを寄せられており、両者の想いの狭間で揺れ動くことに。また、そのことがサイクロップスとウルヴァリンとの間に軋轢を生み出してしまう要因となった。

2作目のラストで仲間たちを逃がすためにダムの決壊に巻き込まれて消息不明となる。

…が、実は水底で生き続けており、3作目で復活。この時、かつてプロフェッサーXによって封印されたもう1つの人格である“フェニックス”が覚醒してしまう。復活後はサイクロップスとプロフェッサーXを相次いで殺害(このうち、プロフェッサーXはラストシーンで生存していたことが判明)、マグニートー率いるミュータント軍と行動を共にする。最終決戦ではマグニートーが戦闘不能になった後もなおテレキネシス能力で周囲の人や物を破壊し続けていたが、最後はウルヴァリンによって止めを刺されて死亡した。

彼女の死はウルヴァリンの心に深い傷を残すことになり、『ウルヴァリン: SAMURAI』では度々彼女の登場する悪夢や彼女の幻にウルヴァリンが苛まれるというシーンが挿入されていた。

…しかし、4作目の『フューチャー&パスト』では、作中終盤で未来が変わりこれまで起きた出来事がリセットされたため、思いがけない形で復活を果たすこととなった。なお、彼女によって殺害されたサイクロップスも復活している。

  • ちなみに、近年では原作コミックのほうでもがサイクロップスがプロフェッサーXを殺害してしまったため、この未来を変えるためにビーストが過去に行き、ファースト・ファイブ(ジーンを含めたX-MEN結成時の最初の5人)を現在に連れてくるという方法で、復活という方法ではなく少女時代のジーンとして本人が登場するようになっている。

2016年公開の『X-MEN:アポカリプス』以降は演者が若手女優のソフィー・ターナーへと交代した(吹き替え能登麻美子が担当)。

2019年公開の『X-MEN:ダーク・フェニックス』では事実上のメインキャラクターとなった。この作品は「ダーク・フェニックス・サーガ」が原作となっており、監督を務めたサイモン・キンバーグによると、「シリーズで最もリアルかつダークな作品になる」とのこと。

しかしながら、この映画はお世辞にも高評価とは言えず、赤字は1億ドルにも達し、興行収入的にはシリーズ最悪の作品となってしまった。

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