概要
新日本石油が日石三菱(=日本石油と三菱石油が合併)だった2001年に生まれたブランド。
「ENERGY」(エネルギー)と、ギリシア語で「新しい」意を表す「NEOS」を組み合わせた造語である。
JX日鉱日石エネルギー(現JXTGエネルギー)(=富士石油・東亜石油・アジア石油・日本鉱業らを中心とした共同石油が元)の発足により、ジャパンエナジーが展開していた「JOMO」ブランドを編入。さらに、「エッソ」・「モービル」・「ゼネラル」も統一された。
JX日鉱日石エネルギーが2020年7月よりENEOS株式会社へ変更。
店舗
サービスステーションには以下の傾向がある。
初期型
「ENEOS」ブランド立ち上げ当初に新築された店舗の場合、屋根の部分が逆台形になって出っ張っている事が多い。
普及型
旧「NISSEKI」「三菱石油」からの転換された場合は、初期型とはカラーリングは似通っているが、屋根が四角く出っ張っていない事が多く、場合によっては簡略化された屋根の上部に「ENEOS」の看板が掲げられるケースもある。また、入口付近の看板からでもどちらのブランドから転換されたかを見分ける事が可能な事もある。
Enejet型
旧「ESSO」「Mobil」「ゼネラル」の各「Express」店舗からの転換の場合はExpress時代の屋根の赤いラインがENEOSカラーになり、端の白い部分が赤字で「Express」と記されていた箇所が青字で「ENEOS Enejet」と記されている事が多いが、近年では当初「普及型」として営業していた店舗が改装した際や当初から通常のENEOSとして開業する前提で新築された店舗でも、Expressと同じか普及型をベースにしてExpressに準じたデザインにして端の白い部分がオレンジ色の字で「ENEOS」となるなど、やや判別がし難くなりつつある。