CV:浜崎奈々
「私は… お姉ちゃんみたいな人になりたいの」
概要
『進撃の巨人』に登場するキャラクター。肩の辺りまで伸ばした明るい色の髪と、丸みを帯びた優しい顔立ちが印象的な少女。
ある主要登場人物と深い関わりを持っており、マーレ編で交流を持った別の登場人物の思想に大きな影響を与えることになる。
過去
初登場は作中における850年、ウォール・ローゼ内に複数の巨人が出現した場面。当時はまだ「カヤ」という名前は明かされていなかった。
住んでいた村に一体の巨人が現れた際、カヤは足の不自由な母親と共に逃げ遅れてしまう。家に入ってきた巨人は母親を生きたまま食べ始め、カヤは動くこともできずそれを見ているしかなかった。
そこへ現れた一人の少女が、庭にあった薪割り用の斧で巨人に襲いかかる。彼女こそ、調査兵団の任務で故郷・ダウパー村付近に来ていたサシャ・ブラウスであった。
サシャは自身を盾にカヤを逃がそうとし、助けてくれる人と会えるまで走るよう声をかけた。
「走らんかい!!」
おかげでカヤは生き延び、以後はサシャの両親が営む厩舎で他の孤児たち数人と共に暮らしている。