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AE101の編集履歴

2021-02-22 13:44:21 バージョン

AE101

えーいーひゃくいちまたはといち

トヨタの兄弟車カローラレビンとスプリンタートレノの6代目モデル。

概要

1991年6月に登場。

通称「トイチ」もしくは「ひゃくいち」。


ボディは従来より大きく重くなり、4A-GE型エンジンはVVT(非連続可変バルブタイミング機構でVVT-iの前身にあたる)を吸気側カムシャフトに装備し、1気筒あたり5バルブとし20バルブ化された。

またこのクラスの市販車では珍しく純正で4連スロットルを装備し、出力は160ps/7,400rpmとなった。

ただし、スーパーチャージャー付きの4A-GZE型(170ps/6,400rpm)は、これまで通り16バルブのままだが細部の見直しを行っている。


先代のZSに相当するグレードがSJとして設定され、エンジンは4A-FE型である。


スーパーストラットサスペンションがGT APEX(オプション)、GT-Z(標準装備)に設定された。

GT-ZにはビスカスLSDが標準装備されている。

これを装備していないGT APEXには、電子制御サスペンションのTEMS(上下G感応式)がオプション設定された。

廉価グレードのSに搭載された5A-FE型は105ps/6,000rpmに達する。


当時のバブル景気を反映して「GT APEX(スーパーストラットサスペンション装着車)」と「GT-Z」は販売価格が200万円を超えていた。

なお、「GT APEX」は1991年度のグッドデザイン賞を受賞している。


グレード別詳細

SJ

1.6Lの4A-FE型エンジン搭載。

最高出力は115ps/6,000rpm。


GT

1.6Lの4A-GE型エンジン搭載。

最高出力は160ps/7,400rpm。

GT APEXに比べてパワーウインドウ等の快適装備が簡素化されて競技向けとなり、後期型は5速MTのみ。


GT APEX

1.6Lの4A-GE型エンジン搭載。

最高出力は160ps/7,400rpm。


GT-Z

1.6Lのスーパーチャージャー付4A-GZE型エンジン搭載。

最高出力は170ps/6,400rpm。

変速機はMTのみであったが、スーパーチャージャー付きの4A-GZE型エンジンは16バルブのままである。


またS1.5Lの5A-FE型エンジンを搭載したSグレードも設定され、形式はAE100型となった。

最高出力は前期後期共に105ps/6,000rpm。


関連項目

トヨタ カローラレビン スプリンタートレノ

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