概要
ユンカーズF2とは、「スーパーロボットマッハバロン」2話、3話ラスト、および4話「キス海底基地爆破指令」に登場した、ロボット帝国の侵略ロボットである。
空軍所属のロボット。
頭部から特殊なシャボン玉を発射し、敵機体の風防ガラスにぶつけ、同じく頭部から発射する虹色の「ミラクル光線」を照射する事で、操縦者に実際とは異なる光景を見せる能力を有する。
頭部のみを分離させての飛行も可能。腹部には砲を内蔵し、それを用いての砲撃も可能。
右腕にはドリル、左腕には砲、脚部にはプロペラ状のパーツがある。両腕をクロスさせての打撃は強力。
劇中での活躍
当初、出現した後にマッハバロンとキスバード三機と交戦。愛の乗るキスバード3号に、シャボン玉とミラクル光線を用い、迷走させてキスバード1号に接触させる。
この時には撤退し、再び出撃した時にはマッハバロンにも同じようにシャボン玉とミラクル光線を放った。飛行するマッハバロンのフロントガラスに実際と異なる情景を映し出し、陽を混乱させて墜落寸前にまで追い詰める。
しかし墜落するマッハバロンに、愛のキスバード3号機がわざと接触。接触部から噴き出す炎でフロントガラスが包まれ、視界を元に戻された。
地上戦で、ユンカーズF2はマッハバロンと対戦。頭部を分離して攻撃するが、頭部はカノンショッターで、胴体はマッハコレダーにより破壊されるのだった。
なお、今回のミラクル光線の開発、および作戦の発案はスーカンが担当したが、その指揮権は謀略によりゲラーが奪い取った。
スーカンはゲラーにより、体内の回路を故障させられていた。ゲラーは自身が手柄を立てようとしていたものの、後に部下に命じてスーカンの回路に細工していたことが発覚。
ララーシュタインはこれに怒り、ゲラーに1か月の活動停止の処分を下す。
また、今回は愛の弟・健一そっくりのサイボーグ・003も登場(サイボーグというより、アンドロイドであったが)。
健一に成りすましてKSSの基地内に潜入。時限爆弾を持ち込み、基地を爆破しようと試みるが、姉に見破られ撃ち殺された。