概要
”最初の人間・アダム”とは、ガイナックスのアニメ『ふしぎの海のナディア』に登場する生命体である。
M78星雲から古代地球に飛翔したアトラス人が下僕とするために遺伝子を操作して製作した生命の実験体であり、1890年現在、彼らが搭乗していた宇宙船・レッドノアに収納されていた。
とはいえ、一から生命体を創造することはアトラス人と言えども困難であり、その過程にあって多くの形状をもつ生命を創造、最後は100Mを越す巨人・アダムが作られるにいたった。
しかし、それらの実験生命体もすべて失敗に終わり、アトラス人は比較的知能が高い地球内生命体に遺伝子を移植、そのなかにはクジラだけでなく、「人間」の基となった猿も含まれていた。
これらの事実をガーゴイルに知らされたナディアは嘔吐し、アトラス人が行った非道な実験に怒りをあらわにしている。