CV:井上和彦
概要
魔法の国ウィズワルド出身の学者で、ウィズワルドの創設者エマ・オディリアの弟子のひとり。35歳。ウィズワルド建国時に貢献した貴族の生まれであるが、本人の性格もあってか住人達との交流は友好的。
師匠からとある魔道書を受け継ぎ、その解読を目指してアスタリスクを求めており、傭兵のアデルを雇って旅をしていた。
兄弟弟子に赤魔道士のアスタリスクを持つロディがおり、彼自身も「黒魔道士」のアスタリスクを所持している(衣装から見るに元の所持者はエマであり、魔導書と共に受け継いだ模様)。その為、シリーズでは初めての最初から仲間としてのアスタリスク所持者である。
酒や賭け事を好み、細かいことを気にしない豪放磊落な性格で周囲を振り回しがち。どんな相手でも自然体な態度で歩み寄り、特に酒場などで知り合った仲間と飲み語り合う時間を楽しむ事をポリシーとしている様子。アデルとの初対面時も、彼女がある出来事へのお礼の為のお酌をするという発言に対して「酌はいらないから一緒に飲め」と対等な立場でいるように促した。
こうした一方で貴族らしく美食に拘る一面もあり、美味なる物にありつく為なら多少の無理も軽く請け負う(ただしそのせいでサブクエストが発生、仲間達が付き添うケースが多い)。
有事であっても基本的に落ち着いていて寛大、思慮深い性格であるが、例外としてフォリィやヴィジヌに対しては故郷や師匠、彼の知己を侮辱したとして怒りをあらわにする。
魔法の腕前に関しては過去、師匠であるエマからすると「話にならない」「半人前以下」と散々に言われているが、それでも諦めない前向きな姿勢や他人を気遣い思いやる所は強く評価している。その通り、師匠亡き後も彼の言動や行動は心にのしかかる負担を軽くしたり救ったりしており、旅の仲間(と、プレイヤー)内でのムードメーカー的存在となっている所以である。