概要
『首都高バトル』シリーズに登場するライバルの一人。
本名は「岩崎基矢」。職業は医者。
『首都高バトル0』での初登場以降、様々な作品で目立つポジションのライバルとして登場する。
大仏の顔をモチーフにしたエンブレムと「壱撃離脱」のロゴを好んで用いる。
登場作品
『首都高バトル』シリーズ
首都高バトル0
初登場作品。ゲーム前半のボスチーム「十三鬼将(13 DEVILS)」のリーダーとして登場。
愛車はスカイラインGT-R(R34)。タイトル画像が当時のマシンなのだが、見ての通り、JGTCに出場していたカルソニックGT-Rがモチーフとなっている。ただし、元ネタの車両と異なり、駆動方式は4WDのままとなっている。
首都高バトル01
首都高エリアの大ボスとして登場。
愛車は前作同様スカイラインGT-R(R34)。外装は一般的なチューニングカー風で前作と比べ地味。
首都高バトル(PSP)
スカイラインGT-R(R34)で登場。なぜかトランスミッションが5段変速になっている(ノーマルは6段変速)。彼のカスタムカーを購入すると、パープルメテオをチームメンバーにすることが可能となる。
首都高バトルX
ラスボス直前のボスとして登場。
ゲーム最序盤から謎の人物「岩崎」としてたびたび主人公の前に現れる。
愛車はインプレッサWRX(GDB-F)。2.1リッターという小排気量でありながら800psオーバーの大出力、かつ2t超えという下手なミニバンをも上回る車重(ノーマルでは1.5tに満たない)という、どうしてこうなったとしか言いようがない異常なマシンとなっている。また、以前まで乗っていたR34は「燃えているのを見た」と言うメッセージが作中に存在するので、恐らくは事故で廃車になった模様。…過去のシリーズでの車両がすべて同じものだとはとても思えないが、気にしない方がいいだろう。
首都高バトルXTREME
実に11年ぶりとなるR34に乗っての登場となった。ペイントは『X』に準ずるデザインとなっている。2017年7月のゲリラバトルに登場。
派生作品
街道バトル ~日光・榛名・六甲・箱根~
第一いろは坂エリアのSLASHER(=ステージボス)として登場。
インプレッサWRX(GDB-A)に乗っている。外見はほぼノーマルで、色は白、ペイントも施されていない。
レーシングバトル -C1 GRAND PRIX-
スカイラインGT-R(R34)で登場。『0』に近いレーシングカー風の外装で、03年のスーパーGT出場車両がモチーフになっている。ただし『0』同様中身は別物で、市販のR34と同様直6エンジン&4WDとなっている。
KAIDO -峠の伝説-
ボスチーム「THIRTEEN DEVILS」のリーダーとして登場。
愛車は『街道バトル』に引き続きインプレッサWRX(GDB-A)だが、外装は『首都高バトル』シリーズのマシン並みにカスタマイズされている。
湾岸ミッドナイト(PS3)
サバイバルモードなどで登場。愛車はインプレッサWRX(GDB-F)。
その他
同シリーズに登場するチーム「Speed Master」に所属している「ブラックエンジェル」こと岩崎彩子は、彼の妹である。
彩子の説明文に「兄を探している」と書かれていること、苗字が同じであることから身内であるのではないかという説がささやかれていたが、PSP版でその事実が明示された。
また、『0』のプロローグにおける「一台のマシンが、それまで最速と呼ばれていたマシンを抜き去った」という迅帝に関する記述から、「過去作品の主人公がのちに迅帝と呼ばれるようになった」という考察が上がることもある。