概要
東方Projectに登場する妖怪の一種で、元々は河童である。
『東方茨歌仙』に登場した。妖怪としての「山童」についての詳細は「山童」記事も参照。
茨木華扇によれば「 河から離れて暮らす河童 」のことであり、同作中では「 アジト 」である玄武の沢に高水圧で吹き上げる水柱が出現したためその地にとどまる事が出来なくなった河童たちが普段の水辺の生活圏からその上流である山へと入っていった。
ただしこの変化も「 一時的なもの 」であるだろうと予想されている。
もともとの河童としての気質も基本的にはそのままである。
こうして生活圏を変えて一時的ながら「 新人山童 」となった河童たちは山中でサバイバルゲームに興じ、これが同作におけるエピソードの一つともなっている。
サバイバルゲームに際しては普段の河童たちの青を基調とした衣装から迷彩柄の衣装へと着替えており、『茨歌仙』十三話では普段の衣装との対比が描かれている。
また『茨歌仙』第三巻総扉では迷彩などを含めたカラーリングについても一部描かれている。
pixivでは
pixivでは作中で登場した山童の中でもおかっぱカットの個人やヘアピンをつけた個人(いずれも元河童)などが描かれている。また原作中では河城にとり(河童)は山童としては登場してないが、pixivではにとりが山童となった状態を想像した作品も発表されている。
なお個別の名称が無い河童たちについてファンの間では同じく河童にして個人名をもつにとりなどと対比して「モブ河童」と呼ばれているが、山童に関しては個別の名前をもつ者が長い間登場していなかったため、「山童」の呼称でその全体(または河童たちの状態)を指すものともなっている。
検索に際して
「山童」は東方Projectに限らず元々一般に語られている妖怪の一つであり、pixivにおいても広く「山童」を描いた作品も多数ある。
東方Projectに登場する「山童」を描いた作品においても本タグではなく「山童」のタグのみが用いられている事もあるため、検索に際しては「山童 東方」等の形で両者の要素を併記したワードを使用するとより東方Projectにおける「山童」を描いた作品に出会う事が出来る。
関連イラスト
- 河城にとり山童バージョン