概要
『特捜戦隊デカレンジャー』に登場する強化装備。Special Weapons And Tactics(特殊火器戦術部隊)の略。
日々強力化していくアリエナイザーに対抗するために開発された装備で、様々な面で通常のデカスーツを上回る機能を持っている。
特キョウの装備が単独での任務遂行を想定して開発されているのに対し、スワットモードは特殊火器にあたるディーリボルバーの使用が可能だが、この形態の真価はカメラと多機能センサー増設による通信機能の強化にあり、5人が連帯して戦うことを前提に開発されている。
多機能故に扱いが難しく、使用には専用のカリキュラムの習得が義務付けられており、デカレンジャー5人はブンター教官の指導のもとカリキュラムを修了した。
劇場版コミカライズではジャークンドーに対抗した装備にデカレッドが変更。
『10years after』に登場するネオデカレッドとネオデカイエローはこの形態を標準装備にしている。ちなみに専用カリキュラムを習得してるかどうかは詳細は不明。
『パワーレンジャー・S.P.D.』にも最強形態として登場。玩具限定でデカブレイクのスワットモードもある。
A・スクワッドも厳ついデザインのこれに似た装備を使用しているが、スワットモードなのかは不明。
装備・武装
- ディーリボルバー
スワットモードのメイン武装である大型マシンガン。上下二つの銃口から交互にビームを連射し、厚さ50cmの鉄板すらも撃ち抜ける。
SPライセンスをセットするとデカベースからパトエネルギーが供給され、単体でアリエナイザーをデリートできる火力を持つ。ビームだけでなく命中後に体内で爆発するスパルタン弾や殺傷力の低いゴム弾を発射することも可能。デカウイングロボのファイナルバスター射撃時にも活用される。
共通装備であるため、ホージーがバンの物を借りて二つ同時に発射したほか、『10years after』ではネオデカレッドの物をデカブルーが弾き飛ばし、キャッチしたデカグリーンがネオデカレッドを銃撃した。
『マジレンジャーVSデカレンジャー』では、銃撃音が異なっている。
- 感知システム
スーツの頭部右側に装着されている暗視カメラ、熱感知システム、透視システムを複合したシステム。光学迷彩した敵も瞬時に発見できる。
- SPインカム
頭部左側に装着された通信システム。音声による通信のみならず映像や情報もメンバーで共有が可能になる。デカベースにも回線が通じる為、様々なサポートを受けられる。
- スワットベスト
胸部に装着されたプロテクター。通常のデカスーツよりも高い防御力を持ち、敵の攻撃を防御するだけでなくデカウイングロボ操縦に伴う超Gの耐圧負荷をも防ぐ。右胸にはSPライセンスをセットするホルスターがある。
- レッグアーマー
脚部に装着されたアーマー。スワットベストと同じ装甲で、ジャンプ力やキック力を上げる。