英国の詩人T・S・エリオットの「キャッツ - ポッサムおじさんの猫とつき合う法」が原作。
1981年に、ロンドン・ウエストエンドで初演。1983年に、劇団四季による日本版が開幕。仮設劇場による公演で、当時としては異例の1年間の上演に成功し大ヒット。
その後も大阪、名古屋と公演を重ね、1998年の福岡公演から振り付け、衣装、ゴミなどが大幅にバージョンアップし、現在にいたる。2011年の10月28日の公演をもって、日本初演からの通産公演回数が8000回を達成した。
ストーリー
ここはとある街のゴミ捨て場。満月が青白く輝く夜、たくさんの猫たちが年に一度開かれる「ジェリクル舞踏会」に参加するために集まってくる。人間に飼いならされることを拒否し、逆境に負けず強かに生き抜き、自らの人生を謳歌する強靭な思想と無限の個性、行動力をもつ猫。それがジェリクルキャッツ。
今宵は、長老猫が天上に上り、再生を許され、新しい人生を生きることを許されるジェリクルキャッツを選ぶ、特別な舞踏会。夜を徹して歌い踊る猫たち。
夜明けが近づき、ナイフで切ってしまえそうな静寂にむかって、ただ一匹のジェリクルキャッツの名が宣言される。その猫とは・・・?
登場猫
雄猫
- マンカストラップ
- ラム・タム・タガー
- ミストフェリーズ
- スキンブルシャンクス
- マンゴジェリー
- バストファージョーンズ
- コリコパット
- ギルバート
- カーバケッティ
- ランパスキャット
- タンブルブルータス
- アスパラガス
- グロールタイガー
- マキャヴィティ
- オールドデュトロノミー
雌猫
- グリザベラ
- シラバブ
- ヴィクトリア
- ランペルティーザ
- ジェニエニドッツ
- ジェミマ
- タントミール
- カッサンドラ
- ジェリーロラム
- グリドルボーン
- ディミータ
- ボンバルリーナ
主なナンバー
- メモリー・・・娼婦猫のグリザベラが歌う。後に様々な歌手にカバーされるほど大人気に。