概要
粗鋼生産は日本国内では日本製鉄に次いで第2位、世界では第12位(2019年時点)の規模を誇る企業。
日本国内では日本製鉄に次いで第2位、世界では第12位(2019年時点)の規模。
川崎重工業の鉄鋼部門を前身として1950年に設立された『川崎製鉄』(川鉄)と、1912年設立の『日本鋼管株式会社』(NKK)が持株会社の『JFEホールディングス』を2002年に設立。
翌年に川鉄・NKKで会社分割による事業再編を実施。川鉄は非鉄鋼事業を分割した上でNKKの鉄鋼事業を継承し、「JFEスチール」に、NKKは川鉄のエンジニアリング部門を継承し「JFEエンジニアリング」に商号変更した。
スポーツ
- 社会人野球
「川崎製鉄」は千葉・神戸・水島に、「日本鋼管」は川崎(日本鋼管野球部)と福山(日本鋼管福山⇒NKK)にあったが、現在は川鉄千葉が「JFE東日本」、川鉄水島が「JFE西日本」として存続。
主な出身者に内村賢介(JFE西日本から独立リーグ経由でプロ入り)がいる。
- サッカー
1966年に創部された「川崎製鉄水島サッカー部」(のち「川崎製鉄サッカー部」)と、1932年に創設して日本サッカーリーグ(JSL)やジャパンフットボールリーグに参加した「日本鋼管サッカー部」と、1996年に創部された地域リーグ所属の「NKK福山サッカー部」があった。
「川崎製鉄サッカー部」(本拠:岡山県倉敷市水島)はJリーグのヴィッセル神戸とファジアーノ岡山の源流になった。
一方で「日本鋼管サッカー部」(本拠:神奈川県川崎市中原区等々力)は1993年シーズンをもって廃部。のちに一部の人員が新規発足した「NKK福山サッカー部」(本拠:広島県福山市)へと流れ広島県リーグに所属し翌年に中国地方リーグに昇格して2003年に「JFEスチール西日本サッカー部」となったが2011年にJFEグループから離れて「MTO福山FC」へと改組するも2018年にリーグから離脱した。
- その他
日本鋼管のバスケットボール部「NKKシーホークス」は1999年に休部。
1960~70年代に数多くの全日本選手を送り出した男子バレーボール部「NKKナイツ」は1994年に廃部。