狩能雅忘人

かのうあしど

「BLEACH」のアニメオリジナルキャラクター。原作にも設定だけ存在する。

概要

アニメオリジナルエピソード『メノスの森』編にてルキアが出会った死神。

牛の骨のような虚の仮面を被り、仮面をいくつも縫い付いた獣皮の衣を纏っており、素顔はどこか一護に似ていて、髪の色はやや茶色がかった赤髪。長きにわたる戦いで死覇装はボロボロになっていて、草鞋は履いておらず裸足である。

長刀の斬魄刀を持ち、倒した虚から剥ぎ取った仮面を盾に使った独特な戦い方をとり、始解していない状態でアジューカス級を一撃で葬り、大軍のギリアンを相手にしても圧倒出来る程の実力を持っており、その実力は護廷十三隊の隊長格にも匹敵する。

かつて数百年前に、仲間と共に虚圏に逃げる虚たちを追ってメノスの森へと入り、虚の数を少しでも減らすために戦い続けていたが、その中で仲間たちを失い、彼らの想いを次いで今もなお孤独に戦い続けている。

ルヌガンガの蟻地獄攻撃でメノスの森に落とされたルキアと遭遇。ルキアと行動を共にし一護と合流するが、ギリアンの群れからルキア達を逃がすためにギリアンと交戦し、交戦中にメノスの森の出口が閉じたことにより、結局、メノスの森に残る形になってしまった。

アニメオリジナルキャラの中でも人気が高く、元々は原作に登場させる予定であったが、製作過程でタイミングを見失ってしまったため、アニメにおいて登場させることとなったという。

小説版『Spirits Are Forever With You』において、元は護廷十三隊の十一番隊に所属し刳屋敷剣八の元で戦っていたことが明かされた。

彼がもし原作に登場していたなら、間違いなくメノスの森から脱出し志波岩鷲のように一護の仲間になり、虚夜宮で戦い、藍染戦や千年血戦篇にも参戦していたであろう。