ファンタジア・リビルド
ふぁんたじありびるど
概要
KADOKAWAのライトノベルレーベルのひとつであるファンタジア文庫（旧：富士見ファンタジア文庫）の創設30周年を記念して2019年11月に開発が発表された。
2020年12月17日よりサービスを開始。開発・運営はDMMGAMES、gumi。
舞台となるのは、ファンタジア文庫の作品世界がパズルのピースのように崩壊・再構築された様々な世界「混成世界」であり、プレイヤーは次元を旅する大型艦「オリキュレール」に乗って崩壊の原因を探る旅に出る。
スタッフもファンタジア文庫作品に大きく関わる作家・イラストレーターが参加している。
オリジナルキャラクター
プレイヤーの分身。基本的に無口だがセリフは選択肢でやり取りをしている。内容によってはマジメだったり、ノリが良かったりと性格は自由的。出典がラノベ作品が多い本作だが、男女どちらかが選べる。
元居た世界の崩壊に際し、謎の力「ギフト」を発現させ、エンデをはじめとした仲間たちの支援を行う。
次元崩壊前に主人公が出会った記憶喪失の少女。「ギフト」の力で戦闘形態に変身することができる。
記憶喪失ではあるがネガティブ的発想は少なく、むしろ「記憶を失う前はこんなだったのではないか」という形で妙な自身を見せるのが持ちネタと化している。
主人公の妹。次元崩壊で行方不明になるが…。
次元航行艦「オリキュレール」の艦長を務める眼帯姿の女性。
緊急時は的確な指示をするが、性格はだらしなく、補佐官である五河琴里とテレサ・テスタロッサに窘められている。
- アイゼナード・エル
「オリキュレール」のメカニック。
- シェニ（CV:佐藤利奈）
プレイヤーたちと敵対する謎の女たちのうちの一人。
接近戦闘を専門とするが策略や魔術戦にも長け、諸事情あったとはいえ純粋な魔術戦でロクでなし魔術講師と禁忌教典で一強といってもいいセリカ＝アルフォネアと渡り合えるほど。反面強い衝動などといったものを捨てた節があり、策略そのものはシステマチック。
参戦作品
五十音順で掲載。※印が付く作品はイベント限定参戦。
CVは過去のメディアミックスからの引継ぎだが、本作がメディアミックス初登場のキャラクターも存在する。
サービス開始時点で完結している作品を含んでいるが、各作品世界の時系列は物語の途中になっている。
なお、期間限定イベントシナリオには既存キャラクターの並行存在である〈パラレル〉キャラクターが登場し、イベントクリアと共に入手することができる。
なお、一部の作品は元来バトルものではないが、世界崩壊や「ギフト」の影響で戦闘能力を獲得している。
混成世界
- World00
モンスターが生息する森や山に、廃墟となった現代の建物が混ざった世界。
- World01
学園浮遊都市ミストガンと学究都市フェジテが組み合わさった空中都市「ミストガン・フェジテ」。
- World02
現代日本の都市がRPGと混ざったような世界。
他のworldとは異なり、一般市民が戦闘などを認識できなくなっている。
- World03
壁によって複数に区切られたセイルーン・シティ。機能停止したTDD-1が存在する。
本来とは異なる状態になっており、悪魔に対する弱体化効果が国全体を覆っている。
