概要
『BLEACH』第ニ章。
朽木ルキアの処遇を巡り、黒崎一護が護廷十三隊相手に大立ち回りを演じる。
単行本では9巻~21巻序盤(アニメでは21話~63話)の内容にあたる。
アニオリは33話、50話の2話のみ。(つまりアニオリを抜いた場合、尸魂界潜入篇は21話~40話、救出篇は41話~61話となる。)
※なお、番外編である46話「実録!死神の学校」を除くと救出篇もピッタリ全20話になる。
尸魂界篇は原作においては、約ニ年半近くという長期に渡って連載されたのだが、アニメ版ではかなり駆け足気味に進み一年も経たない内に消化された。このため当時の原作との時間差が早く縮んだために尸魂界篇完結後(特に破面篇)のアニメオリジナル長編による引き伸ばしの要因になってしまった。
あらすじ
尸魂界に大虚の一件が漏れたと確信したルキアは書き置きを残し、何も云わず一護の元を去る。
駆け出したルキアの背後に恋次と白哉が現れた。二人の圧倒的な実力に手も足も出せずに敗北し白哉に止めとして鎖結を破壊されたことでルキアからもらった死神の力を全て失い意識を失った一護。
ルキアが連れ去られた後、一護の前に浦原喜助が現れる。浦原は経営している商店の地下室に一護を連れていき、彼自身の本来の死神の力を呼び覚ますためのトレーニングを始める。
同じく、夜一の特訓を受けた織姫&チャド、山籠りをした石田と共に、夜一の案内で尸魂界に向かい旅禍(りょか)として乗り込む。
兕丹坊、一角、恋次、剣八、白哉と戦っていく過程で一部の隊長格もルキアの処刑に疑問を感じ、本来敵である筈の旅禍の味方をするようになり、同士討ちも起こり始める。そして、ルキアが救出された後、黒幕が登場し真実が明らかになった。