概要
『ニーアレプリカント』及び『ニーアゲシュタルト』におけるラスボス。
突如としてニーア達の目の前に現れヨナを攫った存在。『マモノの王』である為、魔王と呼ばれる。白の書の上位体である黒の書と契約し、マモノでありながらも日光で消滅せず、ニーアとどこか似た容姿と彼の成長に合わせる様に魔王の肉体も成長するなど謎が非常に多い。
ボスとしては中々の強さを持つ強敵。片手剣による攻撃やワープからの奇襲、更には片手剣の攻撃に魔法を混ぜてくるなど、パターンが分かり辛い。黒の処刑や黒の玉の強化型、黒の槍のリーチはとても長く、また発生が早い。
どういう訳か背格好や構え、走りモーション、片手剣による攻撃など、殆どのモーションがニーアと同じである。
以下、ネタバレ注意
最終決戦時、ヨナの中にいるマモノの、レプリカントの場合は『おにいちゃん』、ゲシュタルトの場合は『おとうさん』である事が判明。ヨナを攫ったのも、妹(娘)と言えるマモノに身体を与える為か、救う為だったと推測される。
ヨナの中にいたマモノがヨナとニーアを再会させる為に自ら日光に当たりに行こうとすると、手を伸ばし叫ぶなど非常にヨナの中にいるマモノの事を思っているのが分かる。
そのマモノが日光に当たり消滅した後、絶叫しニーアに挑むが敗北。何故か潔く敗北を認め、ニーアによって倒された。
以下、作品の重大なネタバレにつき注意
魔王の正体………それは物語が始まる1400年、あるいは1300年前の“ニーア”その人。ゲームのチュートリアルで操作する人物である。
チュートリアルは、レベルが30まで一気に上がる、名前が表示されない、覚える魔法は黒の手、黒の玉、黒の槍、黒の処刑、使用武器は片手剣カテゴリーの鉄パイプであるなど、本編の伏線になっている。
何故、彼が魔王となったのか。
何故、彼がヨナを攫いもう一人のヨナを宿らせたのか。
それは是非、ご自身の目で確かめて貰いたい。
また、彼についてのさらに詳しい情報は設定資料集に収録されている。
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