概要
6期鬼太郎で2018年10月7日より開始した新章。
「妖怪大戦争」のエピソードをベースにオリジナル発展させた内容で、キービジュアルもハードな雰囲気を感じさせるものとなっている。
基本的に1話完結だった26話までとは異なり、章全体が連続した物語として進行するのが特徴。
自らを「妖怪の頂点に立つ者」と名乗り、世界征服を企む西洋妖怪の帝王バックベアードとその一味による「ブリガドーン計画」と、計画の要となる「アルカナの指輪」を巡る戦いに、鬼太郎たち日本妖怪が巻き込まれていく。
西洋妖怪VS日本妖怪というこれまでの戦いの構図に加え、魔女アデルと魔女アニエスの姉妹がそれぞれの運命に苦悩する姿が描かれた。
バックベアードに故郷を追われた南方妖怪が、ゲゲゲの森の住民との間に諍いを引き起こしたり（難民問題）、その解決を難しくした原因の一つは、ねずみ男が仮想通貨取引で失敗した穴埋めに、南方妖怪の宝石を使い込んだことだったりと、6期らしい現代風刺も初手から強烈である。
余談
- 後の対談記事によると、2018年9月より「仮面ライダージオウ」がスタートし、視聴率の上で強力なライバルとなることが予想されたため、新しい方針を打ち出す必要があったとのことである。
- アニメでブリガドーン現象と妖怪大戦争が関連付けられたのは今回が初となる。
