GPNVG-18

じーぴーえぬぶいじーえいてぃーん

アメリカ製の地上パノラマ暗視ゴーグル。

GPNVG-18は、アメリカで開発された戦闘用(等に使用できる)暗視ゴーグル。

概要

対物レンズが4組並ぶ異様な見てくれがトレードマーク。

アメリカ軍の一般部隊や自衛隊で使われている対物レンズ-増幅管-接眼レンズが1系統の単眼式であるPVS-14(JGVS-V8)の視野角が40°であるのに対し、GPNVG-18はそれらを4組ずつを搭載して公称97°、PVS-14と比べて倍以上の視界を実現した。

増幅管は第3世代とされている。

一説によれば高級車が買えるほどと非常に高価であるためユーザーが特殊部隊などに限られており、大変マイナーな存在だったが、2011年5月に行われたウサマ・ビンラディン襲撃作戦に参加したSEALs 隊員の装備品の一つとされており、この作戦がきっかけで知名度を上げている。

後継となるF-Panoでは一つカメラが追加されて五眼となっており、サーマルビジョンやAR、無線通信機能が追加される。

F-Panoを装着した隊員同士の情報が共有され、戦闘の優位性を高める。