概要
解陽山の破児洞に棲んでおり、洞窟内に湧き出る『落胎泉』の水を独占しているとされる。『如意鉤』という名の武器を持つ。
三蔵法師と猪八戒が天竺への旅の途中で訪れた『西梁女人国』で『子母河』を飲んで子供を孕んでしまった為、悟空は『落胎泉』の水を分けてもらおうと如意真仙の元を訪れたが、如意真仙は兄の実子である紅孩児の件で彼らに恨みを抱いていた為、水を分けようとはしなかった。
止む無く悟空は仕方なく水を得ようと強行するも如意真仙はそうはさせじと立ち塞がり、両者は激しい戦いを展開するが、実はこれこそ悟空の作戦であり、悟空は自身が如意真仙と戦っている隙に沙悟浄に泉の水を汲んで貰うように頼んでおり、2人が戦っている隙に沙悟浄は無事に泉の水を汲むと三蔵と八戒の2人に泉の水を飲ませることに成功したという。