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この先、ロックマンX4のネタバレを含みます

概要

ゼロ「アイリス!アイリス!」

アイリス「ゼ…ロ…。」

ゼロ「しっかりしろ!アイリス!」

アイリス「お願い…もうレプリフォースに手を出さないで…。一緒にレプリロイドだけの世界で暮らしましょう……。」

ゼロ「アイリス…レプリロイドだけの世界なんて幻だ!」

アイリス「そうよね…でも信じたかった…。レプリロイドだけの世界であなたと………」

ゼロ「アイリス…アイリス!アイリス!アイリス!アイリスッ!アイリス…アイリス…。」

ゼロ「うぉぉぉぉぉー!俺は!俺は…!一体何の為に!戦っているんだぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

レプリフォースステージにてアイリスが殉職したときにゼロが言った言葉。

いつも思い悩むエックスとは対照的にクールでどんなイレギュラーにも一切の容赦がない故に戦友自分を愛してくれる女性を手に掛けざるを得ないゼロの在り方(※1)やイレギュラー戦争の過酷さを端的に表したセリフである。

悲しい事にどれだけイレギュラーを叩き切ってもゼロが報われる事はなく、その先に待つのは新たに出現し続けるイレギュラーとの戦いなのである。皮肉にもイレギュラーの出現の要因となったのはゼロの持つロボット破壊プログラムだったのだった。

しかしながら、いくらイレギュラーに容赦のないゼロとはいえ、一方的に彼らを切ったわけではなく、兄とは争って欲しくないというアイリスの思いを汲んで、カーネルにクーデターの中止を呼び掛けるなど出来るだけ平和的な解決を求めていた点は忘れてはならない。それでも戦友は軍人としての誇りを優先し、彼も一人のイレギュラーハンターとしてこれを迎え撃たなければならなかったのだ。

初見プレイヤーのほとんどが泣いたであろう名シーンだが、後世ではとある事情からネタ化が加速してしまう事になる。

(※1)ロックマンゼロでも自分の在り方を「オレは悩まない。目の前に敵が現れたなら…叩き斬る…までだ!」と評し、エックスを「いつも悩んでばかりの意気地無しだったさ…だからこそ、ヤツは英雄になれたんだ」と述べている。、このシリーズではエックスの先代が渋った人間の殺害ゼロは躊躇なくやってのけた。皮肉にもX4であれだけゼロを慟哭させた自身の在り方が世界を救ったのである。

ネタ化

「aisssyさんと_纏さんと部長の ロックマンX4【実況プレイ】その19 -ゼロ編-」と言う実況動画にてaisssyさんが苦労して進め、ロックマンシリーズ初の明確な女性ボスであるアイリスと戦っていることをナニフツウ氏やシーガさん、ま視聴者達に弄られながらも何とか撃破し、該当ムービーを見ている最中。

よりによってこのセリフが出る直前でムービーをスキップしてしまった!!

(15:20~)

本作品をプレイしたことがある人は、絶対に知っている程の非常に有名なセリフ*4なので、同じくプレイ済みのナニフツウ氏やシーガさん及びま視聴者達はムービーをカットしたことに驚愕し、一斉にツッコミを入れる。

aisssyさんは「飛ばしてない!飛ばしてない!トバシテナイ!」「私じゃない!」と反論するも、もう一度やりなおしてアイリスを倒し、改めてムービーを確認すると当然ムービーの続きが流れる。

アクションゲームとはいえ、ストーリーを楽しむ為のムービーをうっかりスキップしてしまったaisssyさんの行動を、aisssyさん自身がこのセリフをもじって

「俺は一体何の為にプレイしてるんだ」

と発言したことが由来になる。

更なるネタ化

このシーンが634隊長に改造されゼEROがひどい目にあったりする時にDAAAAAAAA!!と発狂するイレギュラーの抜きどころにされてしまいニコニコ動画内でDAAAAAAAA!!と言う弾幕が出るのはお約束である。

やがてロックマンXシリーズやゼEROに何か動きがある度にイレギュラー達が発狂するという用法が定着した(例:「新作DAAAAAAAAAA!!」など)

注意

ネタ化を加速させたゼERO自体がオリジナルから乖離しすぎた人を選ぶジャンルであり、このセリフをシリーズを代表する純粋な名言として尊ぶ人もいるので、ネタとしての使用には注意が必要である。

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