概要
「傾物語」
<物語>シリーズセカンドシーズン「傾物語」作中に登場する八九寺真宵の成長した姿。
阿良々木暦と忍野忍が11年前にタイムワープした際、本来は交通事故で死ぬはずだった八九寺を助けたことで彼女は生き延び、幽霊(迷い牛)になる事も無くなった。そのため「この世界の八九寺真宵」は「阿良々木暦」とは出会ってはいない(そのせいで世界はキスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードが暴走しドエライ事になったのだが)。
年齢は21歳。
その姿は、阿良々木暦からは「背が高く、たくましく育った」と形容されている。
彼より年上なのと、紹介する際に自身で名前にさん付けしたのがきっかけか、この姿の場合は「八九寺さん」と呼ばれる傾向にある。
とある人物から「この世界の惨状が起きた原因」と「世界を救うことを依頼」する手紙を預かっているが、「一緒に暮らしてもいい」と暦と忍に申し出ている。
何気にDVD・BD版では、衣装カラーリングがばっさり変更されている。
BD版の衣装は茶色をベースにしており、全体的に暗い色になっている。
「続・終物語」
<物語>シリーズファイナルシーズン「続・終物語」作中に登場する八九寺真宵の成長した姿。
「傾物語」に登場した八九寺さんとは、別世界に住む八九寺さんである。
私立直江津高校を卒業し、大学入試の結果を待つ阿良々木暦が鏡の世界に取り込まれ、事件を解決するため、北白蛇神社の祭神になった真宵を訪ねたおり、大人に成長した彼女と会う。
年齢は自称21歳(推定)。
その姿は、蝸牛の怪異になった真宵が「傾物語」で会った21歳の八九寺さんの姿に成長、11歳の真宵が着ていた服をそのまま大きくして着ており、彼女自身が自分を「お姉さん」と言ってることもあって、暦も彼女にならって「八九寺お姉さん」と呼んでいる。性格はキスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードが「傾物語」で作った厳しい吸血鬼の世界で生きる落ち着いたものとちがい、大酒のみでアバウトなものとなっている。
それでも祭神としての仕事は忘れておらず、大人として暦の身に起きた事件を冷静に分析、先代祭神・クチナワさんにも助力を依頼している。