概要
憑依装着した時の守備力以外のステータスが同じ。
霊使いのコントロール奪取要素を踏襲した、炎属性モンスター蘇生効果と、破壊された際に、守備力1500以下の炎属性モンスターをサーチできる効果を持つ。ちなみに、後半のサーチ効果はレベルを問わない。
前半の効果は、サーチや墓地肥し妨害に役立つうえにチューナーでもある「灰流うらら」の使いまわしを防げる他、墓地に残したままだと少々面倒な「ヴォルカニック・バレット」などを墓地からどかすことができる。
後半の部分は、このカードの原型である火霊使いヒータに、リンク素材などとして有用な「稲荷火」などを確保するのに有用。その他「真炎の爆発」に対応している炎属性モンスターや怒炎壊獣ドゴランもサーチできる。
その縛りの緩さとリンク3に繋げられる事から登場以降【サラマングレイト】や【インフェルノイド】のデッキに採用されており、中にはこのデッキで優勝した王者も存在していた。(これはアウスやライナにも同じ事が言えるが)
現在は炎属性デッキの減少から【インフェルノイド】のみの採用となっており、【電脳堺】対策のアウスとウィン、相剣大公-承影対策のエリア、【ドラグマシャドール】や【召喚獣】対策のライナにその役目を譲っている。
今までのヒータと比べて腹の部分が増量しているが、海外版ではボタンの部分を斜めに寄せることで露出度を減少させている。(これ以降に登場するヒータのイラストが確認できるカードも同様)
同じく海外版では後の霊使いと比べてプリシク仕様が存在しなかったが、海外版ファントム・レイジにてプリシク仕様で採録された。
カードテキスト
リンク・効果モンスター
リンク2/炎属性/魔法使い族/攻1850
【リンクマーカー:左下/右下】
炎属性モンスターを含むモンスター2体
このカード名はルール上「憑依装着」カードとしても扱う。
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手の墓地の炎属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをこのカードのリンク先となる自分フィールドに特殊召喚する。
(2):リンク召喚したこのカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合に発動できる。
デッキから守備力1500以下の炎属性モンスター1体を手札に加える。