メドヴェージェフ
めどべーじぇふ
ロシア連邦の政治家。同国の第3代大統領(在任2008年 - )。ヴィクトル・ズブコフ内閣では第一副首相を務めた。
概要
- 1965年9月14日、生まれ。レニングラード(現在のサンクトペテルブルク)出身。
- レニングラード大学法学部卒業。
- 1991年~1996年、サンクトペテルブルク市対外関係委員会法律専門家
- 1999年、政府官房副長官
- 2000年~2003年、大統領府第一副長官
- 2001年~、エネルギー企業「ガスプロム」取締役会会長
- 2003年~2005年、大統領府長官
- 2005年~2008年5月6日、第一副首相
- 2008年5月7日、ロシア連邦第3代大統領に就任した。 ロシア大統領
- 2008年5月8日、前大統領ウラジーミル・プーチンを首相に就任させた。
私生活
- 家族は妻と1男。妻のスヴェトラーナ・メドヴェージェワとは小中学校時代の同級生であり、後に結婚。1996年に長男のイリヤをもうけている。
- 学生の頃からロック音楽を好み、特にピンク・フロイド、ブラック・サバス、ディープ・パープル、レッド・ツェッペリンがお気に入りのバンドである。ソ連時代にロックは「西側の退廃的な文化」とされ、聞くことが禁止されていたが、その時代にメドヴェージェフは友人と海賊版を交換し合っていた。
- アルバムを本格的に収集し始め、今ではディープ・パープルの全コレクションを所有していると語っている
- 2008年2月に行われたガスプロム創設15周年を記念したディープ・パープルのコンサートにもセルゲイ・イワノフと一緒に行っている。
- プーチンと同様にスポーツマンであり、大学時代は重量挙げの選手で、今でも朝と夕方に一時間重量挙げをしているという。
- ほかにヨガやジョギング、水泳などもする。スポーツ観戦の方では、サンクトペテルブルクのサッカークラブであるゼニト・サンクトペテルブルクのファンであることを公言している。
- ペットは「ドロテウス」という名前の猫を飼っている。
- ロシアの大衆紙『モスコフスキー・コムソモーレツ』2008年3月15日号で、この猫はメドヴェージェフの隣人であったミハイル・ゴルバチョフの飼い猫と喧嘩をしたが負けてしまい、その後1ヶ月間、抗生物質を投与される治療を受けたことがあると報じられている。さらに、二度とこのようなことをしないために去勢までさせられたという。
- 2008年7月の北海道洞爺湖サミットでは、日本に親しむため、緑茶を毎日飲んでいると報道された。また、ロシアの大衆紙『コムソモリスカヤ・プラウダ』2008年4月29日号のインタビューでは、健康のために寿司や刺身を食べており、村上春樹の小説『羊をめぐる冒険』を最近読んでいると答えている。
- Apple社の携帯電話「iPhone」と同じくApple社のパーソナルコンピュータである「Macintosh」を愛用している[17]。2010年6月にアメリカを訪問した際にはApple社よりiPhone4を贈られ、Twitter社ではアカウントを開設しつぶやきを行った。
そういえばジョブズと話していた映像があったな。
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