プロフィール
■キャッチコピー:(初代)「葬られし一族の雄」
■流派:魔道な流
■武器銘:あざみ(手袋の5本の指に長い鉄の爪をつけた小手のような武器)
■生年月日:1762年3月25日
■年齢:(初代)26歳(真)27歳
■出生地:鬼哭島
■血ノ型:ヒトとは血液構造が違う
■身長:5尺(約152cm)
■体重:18貫目(約68kg)
■趣向:家族との魔道なひととき
■家族構成:妻・あざみ/長女・ざくろ/長男・むくろ/次男・へどら/
■宝物:一族の勇者が倒したと言われる「鬼族の骨」(実はプテラノドンの頭骨)
■好きなもの:家族の禍々しい笑顔
■嫌いなもの:怒ったときの自分の肌の色
■コンプレックス:最近めっきり減った頭髪
■剣の道について:真っ二つに切り裂いた瞬間の快感を得るための手段
■尊敬する人:じつはアンブロジァ
■特技:延髄引き抜き
■平和だと思うとき:人間の血潮が飛び散り、殺した相手が悶え苦しむ瞬間
■好みのタイプ:不潔で狡猾、醜悪で禍々しい人
■現代社会での彼らは…?:現代でも魔道の一族の頃の容姿をし、周囲から浮いているようだ
概要
鬼哭島に暮らす不知火一族きっての戦士。喋り方の語尾に『~ケ』と付けるほか、笑い方も『ケケケケケ!』である。武器名は最愛の妻・あざみの名から取ったものである。
彼女との間には2男1女(ざくろ、むくろ、へどら)に恵まれている。性格は狡猾で醜悪。魔王になるためならどんな汚い手も使う。
本来美女と呼べるはずのあざみや真鏡名ミナのことを醜く思うなど、美的感覚が人間と正反対(幻庵のみでなく不知火一族は皆この感覚。したがって、幻庵は一族ではかなりの美男子)だが、幻庵の好みのタイプは『醜悪で禍々しい人』……つまり、人間の美的感覚における美女を好むという、不知火一族の中では変わり者である。見た目や言動より根は優しく、家族を愛している。
どんな汚い手も使う狡猾な性格でありながら、なぜか正々堂々と戦う覇王丸に憧れており、初代のエンディングは彼のパロディ。他にも、勝利ポーズにも覇王丸のパロディ(武器を上に投げてキャッチするというものだが、覇王丸は投げた刀(河豚毒)を鞘でキャッチするのに対して、幻庵はたまに鉤爪(あざみ)をキャッチできない)がある。
初代のエンディングでは不知火麻衣(不知火舞のそっくりさんだが無関係)との対決に敗れて死亡するが、『真サム』ではアンブロジァの力を借りて蘇生する。その結果忍者の二人宜しく脱皮からのカウンター攻撃も覚えた。
『真サム』のエンディングでは家族のために魔道を捨て、覇王丸とは逆の道を行くことになる。
ちなみに初代の担当デザイナーは彼に異形のヒーローと言うイメージを持っていたのに対して、企画者は「不気味」「陰湿」「怪物」と言うイメージ…と言う大きなズレが発生。
デザイナーからは『僕の幻庵はケケケなんて言いませんよ!』と言う発言をしている。
…まぁ、後に定着した家族思いの父ちゃんと言う要素はヒーローらしいと言えなくもない…か?