裏格闘技団体煉獄の闘士にして、A級闘士の一人。通称「柔王」。またロロン・ドネアに比肩する実力と言われていることから「双王」の一角と称される。
あの黒木玄斎からは自分と同じ高みにいると評価されている。
拳願会・煉獄対抗戦にて参加メンバーとして招集を受ける。
16歳の時に柔道日本選手権100kg超級で初優勝し、18歳で3連覇を成し遂げるも、強くなり過ぎて高みを目指す意義を見失い、如何なる大会にも出場しなくなる。しかし、「絶望」の最中にいた19歳の頃、ニュースで見た当時12歳の目黒正樹が自分を脅かす宿敵になると直感、それからは目黒と戦うことを目標とすることで活力を取り戻す。
後年、目黒が連続殺人犯となったと知ると、失踪した彼を追うように表舞台のみならず裏からも完全に姿を消し、以降15年間は世俗を捨てて修練に没頭し、山中へ籠りひたすらに自己を追求。15年目からは対人稽古を解禁して煉獄に参戦し、闘士達との実戦を重ねて己の柔を極限まで研ぎ澄ましてきた。
拳願会と煉獄の対抗戦にて目黒のクローン速水正樹と出会い、宿命として全力でぶつかる。