_人人 人人 人人 人人 人_
> その素性、不明! <
> 戦闘スタイル、不明!! <
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_人人 人人 人人 人人_
> 謎だらけの怪人が <
> 拳願試合初参戦!! <
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_人人 人人 人人 人人 人_
> はたして本日、 <
> 謎は明かされる <
> のかーーーーッッ!!? <
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プロフィール
通称 | "泣き男" |
---|---|
所属企業 | 海一証券(企業序列第24位) |
身長 | 195cm |
体重 | 130kg |
拳願仕合戦績 | 初参戦 |
年齢 | 33歳 |
誕生日 | 8月25日 |
尊敬する人物 | 父 |
苦手なこと | 我慢 |
概要
他社の参加枠を奪うため、東洋電力会長・速水勝正から差し向けられた刺客の一人。
海一証券の闘技者・乾町三を倒し、代表闘技者の座を奪うことに成功。それにより、表向きは海一証券の代表闘技者としてトーナメントに参戦する。
"泣き男"という通名のように、感涙を流しながらのインパクト溢れる登場。
ああ、興奮状態になると泣くキャラなんだな、と思いきや、実は血涙を流すという特性からの由来であるようだ。
闘技場に入場した時から血涙を流し続けており、試合中は常に顔が血まみれだった。
なお、この特性の引き金が何であるかはまだ明かされていない。
ちなみに、東洋電力代表闘技者のユリウス・ラインホルト、白夜新聞代表闘技者の二階堂蓮とは、ファンから「東電組」という括りで呼ばれている。
実力
超耐久力、かつ体格に似合わない俊敏さを持つ目黒正樹。
言葉の異常性、まるで犬のように舌を出したまま息をする様をはじめ、見た目から狂気に満ち溢れたキャラクターである。原作者のキャラクター解説では、善悪の概念が無い生まれついての狂人、「人間社会に溶け込めなかった怪物」と語られている。
痛覚を快楽に転化する"多幸感"の特性を持っており、それは速水勝正の手によって増幅されていた。
そのぶっ飛び加減に、目黒の仕合相手で紛争地での戦闘を生業とするムテバ・ギゼンガすらも若干引いていたのが印象的だった。
ただしこの凄まじい殺人衝動を、速水や二階堂、審判に制止されているうちは暴走しそうに見えてもきちんと抑えていることから、本当の意味でただの狂人であったのかは議論の余地がある。
また幼さの残った口調や愛嬌のある動作など、見え隠れする二面性に惹かれたファンも多い。
公式「裏」情報(原作者のTwitterより)
好きな食べ物:スパゲティ
血液型:A型
少年時代のあだ名:「ひろ坊」(父・広樹の息子だからという由来)
顔に入れている黒いフェイスペイントは、実は自分で引いているらしい。なので、たまにズレる事もあるという。着用しているスーツは、速水勝正に仕立ててもらったもの。
ああ見えて母親似。裏サンデーに掲載されたおまけ漫画で女体化された目黒正樹の風貌から、母親はおそらくあのような雰囲気なのかも知れない。
活躍
その過去
「はいっ!お父さん!」
狂気・異常・暴力的、三拍子揃ったこのキャラの少年時代は、なんとスポ根漫画に登場しそうな爽やか少年だった。
敬語で話す、眼鏡をかけるなど、現在の目黒正樹の印象とはあまりにもかけ離れ過ぎており、読者を驚かせた。
作中では、13歳にして大人とも互角以上に戦える、と解説されている。
現役時代は"鬼の目黒"と呼ばれ、当時の"目黒道場"の師範である、父・目黒広樹や、実力派の3人の兄弟子達に囲まれ、周囲からの期待を背負いつつ幸せに暮らしているように見えた。
…だが一週間後、正樹の兄弟子の一人で、その年の柔道日本代表に選ばれた石田が何者かに投げ殺されるかたちで殺害される事件が発生。更に2日後には、石田の敵討ちを誓ったもう一人の兄弟子・棟光も同じく投げ殺された状態で見つかった。
師範である広樹は二人の遺体の痕跡から、この投げ方は正樹のものだと気づき、その日の晩、夜遅く出かけて帰ってきた正樹を問いただす。だが正樹は返答として3人目の兄弟子の生首を何でもないかのように見せつけてきた。
激昂した広樹は正樹を投げ殺そうとするが、まだ体格で劣る筈の息子の体はピクリとも動かない。動揺する父親に対し、正樹は血涙を流しながら狂気の笑みを浮かべてこう告げる。
「13年間我慢したんです。もう無理ですよ。」
この瞬間、広樹は悟ってしまった。息子は発狂したのではなく最初から狂っており、13年間常人を演じ続けていただけなのだと…。
正樹はそのまま逆に父を投げ返して床に叩き付ける。死にゆく広樹にはただ、誰でも良いから目の前の怪物を止めてくれる者が現れるのを願うことしかできなかった。
こうして正樹は柔道家4人を殺害した「少年M」として警視庁に指名手配される。しかしながら、逃亡してすぐにその狂気に才能を見出した速水に密かに保護された事や、犯行当時未成年だったことで少年法に守られて警視庁も公開捜査が出来ず、本編開始までの20年間、その行方は誰も掴めていなかった。
本編では
前述の通りトーナメントの資格を奪った後、一回戦でムテバと対戦。相手がノーギ(上半身裸の状態)にもかかわらず投げ飛ばしたり、上記の耐久力で右目を潰されたにもかかわらず逆に相手の目を潰したりと優勢的に立ち回る。
しかし、ムテバが盲目だったためこの攻撃は効かず、逆に攻められる展開となる。それでも持ち前の耐久力で戦い続けるものの、本気を出したムテバにより気道を潰され、首をへし折られ、眼窩から脳を貫手で直接攻撃されるという急所への連撃を受ける。最期は自身が殺した父達の亡霊に対して「ああ…楽しかった…」と笑みを浮かべながら絶命。拳願絶命トーナメントにおける唯一の死者となった。
上記にもある様に、原作者曰く”彼は良心の呵責を一切感じてない。”と言われているが、13才になるまで強い殺人衝動を抑えるように我慢していた点や最後まで明かされなかった血の涙を流す理由も考えると、実は僅かに残った理性に最後まで苦しんでいたのではと推するファンも少なくない。
関連動画
関連項目
以下、別作品のネタバレありますので注意!
ケンガンアシュラの後継作である『ケンガンオメガ』では、彼のクローンである速水正樹が登場する。また、殺しかねないほどの過激な乱取りを弟と繰り返していたことが明かされた。