Giselaとは、『魔法少女まどか☆マギカ』に登場するキャラクター「魔女」の一体。
正式な名前の読み方は不明。
概要
第7話において、佐倉杏子の回想に登場。魔法少女となって間もない杏子と交戦するも、使い魔共々たやすく倒されている。
外観
魔女の体を構成する物の中には自転車かバイクの部品のようなものが見える。
ソフト化の際に追加された結界の描写を見るに、バイクの部品と思われる。
銀の魔女を名乗ってはいるが、金属のシルバーでできているのか、単に銀色なだけなのかは定かではない。少なくとも、潮風で錆びるような素材ではあるらしい。
魔女の結界
TV放映版では単なる白背景だったが、BD/DVD版でスピードメーターが追加された。
メーターにはGiselaのまどか文字と、彼女の魔女の口づけが刻印されている。
元の姿?
高速で移動する結界、「自由」という性質、手下の使い魔Doraの「近所迷惑な爆音を爆音を撒き散らし…」という特徴や「主張」という役割から、生前は暴走族の少女、あるいはそれにあこがれる少女だったかもしれない。はっきりしているのは西側に海がある土地にいたことと(魔女になってからのことかもしれないが)、頭を使うことが得意なタイプではないことである。何故かと思う人は「科学的」という言葉を辞書で引いてみよう。
単に「銀色」ではなく貴重な金属である「銀」の魔女であることと、太宰治の「斜陽」と関連づけて、「かつては裕福・高貴だったが没落した家の少女」とする考察もある。ただし、ステンレススチール製の定規を「シルバースケール」と呼ぶこともあるので、バイク部品としての鋼鉄を「銀」としているのかもしれない。
名前の由来
名前の由来は不明だが、同名の歴史上の人物にギーゼラ・フォン・バイエルンというハンガリーの王妃でハンガリーのキリスト教化を推進した人物がいる。彼女は夫イシュトヴァーン一世ををそそのかして反対派を粛清、弾圧した悪女であったという見方もあり、クリームヒルトのモデルではないかという説もある。
あまり関係ないが、オーストリアにHotel Giselaというホテルもある。