事故処理車
じこしょりしゃ
警察の交通部門に配備され、事故の原因調査や処理にあたる車両。
概要
その名の通り交通事故の処理・原因調査にあたる車両であるが、積載性の高さや室内の広さを生かして取り締まりや検問にも使用される。
パトカーと同じように赤色灯やサイレンを装備、緊急走行することもある。
警察署の交通課のほか、交通機動隊や高速隊に配備される。主な使用車種はキャラバン、ハイエース、ボンゴなどのワンボックス車であるが、ランドクルーザーなどのSUVが使用されることも。
仕様
交通事故処理のための道具を数多く積載している。
車種や用途により様々な仕様が存在する。
電光掲示板
後部に装備し、後続車へ注意喚起を行う。後方のみ表示のものと前後方両方表示できるものがある。
サーチライト
夜間、事故現場を照らす為のもの。車両前部に設置されることが多い。
車内に収納可能な大型カメラを装備し、事故現場を撮影する。この車両はステレオカメラ車と呼ばれることもある。
さらに重大交通事故の発生時により細かい調査ができる機材を搭載した車両が存在する。
こちらは所謂「交通鑑識」に配備される。