CV:下和田ヒロキ
演(ドラマ):沖津海友
演(映画):小日向流季
プロフィール
(身長・体重はアニメ28話より)
人物
大きく分けて1年のウェルカムレースまでと、再登場した2年の峰ヶ山ヒルクライムレース以後の2つの姿があり、前者は短髪で目にハイライトのない普通の真面目そうな学生だったが、後者では髪を伸ばし、いかにも素行不良な姿に変貌してしまっている。
それでも一応は中学時代テニス部で県大会ベスト8まで進んだ実績の持ち主。ただしその時の対戦相手は腹痛による不戦勝であったことが後々に語られている。
概要
中学ではテニス部でベスト8まで進んでいたが、プレイ人口が多いことや何回戦も闘わなければならないことに嫌気が差し、一発で勝負が決まることから自転車競技へ転向。
今泉俊輔らより先に入部しており、ウェルカムレースではレギュラーで走りたい一心から追い越し禁止である市街地区間でルールを破って先行するが、一時は坂道にも抜かれ、最終的には杉元照文や桜井剛にも抜かれて5位に終わる。その後退部し、テニス部に転向していた。
レース後僅かに登場したっきりの桜井共々そのままフェードアウトしたかと思いきや、636話でその桜井と共にまさかの再登場、今度はテニス部を退部して桜井と共に自転車競技部に再入部する。退部前の面影は全くなく、ほぼ別人と言ってもいい姿だった。テニス部退部の理由も自身の素行不良を先輩に咎められたことによるもの。なにやら坂道をはじめとした同学年の自転車部メンバーをはじめとして、テニス部の先輩や、果ては試合で対戦した人物にまで様々な私怨を持っている模様。
更には、勝つためならどんな卑怯な手を使いそれを正当化しようとする、ウェルカムレースの時以上にアンフェアな考えを持つようになっていた。
再入部早々杉元にインターハイジャージを賭けた勝負を挑み、公道を走る上で禁じ手の右コーナーでのイン寄りを走る不正行為を繰り返して勝利し、その後も坂道に主将の座を賭けて勝負を挑む。坂道には自ら用意した12リットルの水の入ったペットボトルを背負わせるというハンデを科すが、1年の合宿のほうがきつかったという坂道にゴール直前で抜かれて敗北する。
抜かれた時に、ウェルカムレースで振り向きもせずに抜かれたことを思い出し、ここでもまた…と思ってしまうが、抜き際に坂道が「今の鬼気迫る加速はすごかった」と褒めたことやハンデを背負ったうえで圧勝した姿に「カッケェ…」と呟いている。
