概要
放熱板を兼ねた6枚の翼と高出力スラスターを搭載したシルエット「フォースシルエット」を装着したインパルスガンダム。
フォースシルエット
中近距離戦闘を想定した機動力強化用のシルエット。
フォースシルエットは大推力のスラスターと複数のバーニアスラスターを持ち、機動戦闘能力ではフリーダムと同等である。放熱板を兼ねた6枚の翼を備え、宇宙空間や大気圏内を問わず高い飛行能力を発揮する。また装備としてビームサーベルを2本搭載し、機動力と合わせて格闘能力も向上させる。
フォースインパルスは高い機動性とライフルにシールドとサーベルというスタンダードな武装、加えて大気圏内での飛行が可能な点からも汎用性が高く、第2話で初登場して以来最も使用頻度の高い形態である。VPS装甲の色は、シルエットを装着していないインパルスと同じく白と青を基調とするものとなっている。
A-M941 ヴァジュラビームサーベル
フリーダムやジャスティスに装備された「MA-M01 ラケルタ」を改良したビームサーベル。セカンドステージシリーズのMS用に開発されたものであり、セイバー・カオス・ガイアも同じものを装備している。
一部資料では連結形態の「アンビテクストラス・ハルバード」モードも存在するとされている。
その他の武装
MMI-710 エクスカリバー レーザー対艦刀
34話でのフリーダム戦で、フォースシルエットの状態のままソードシルエットを射出させ、フォース状態のままでエクスカリバーを1本使用。この時の一撃でフリーダムを撃破したのはかなり印象的である。その影響か、後に発売したMGのフォースインパルスのガンプラではエクスカリバーが付属していたり、ゲームなどではフォースインパルスの武装に加わっていたりと、フォース状態でのオプションとして取り上げられている。
大気圏内での飛行が可能なフォース状態に、高い切断能力を持つエクスカリバーとの相性は意外とよく、エクスカリバーを持っての突撃はゲームなどでも必殺技の様に演出されている(後継機のデスティニーにもアロンダイトの突撃があるが)。