セミシンカ
せみしんか
『科学戦隊ダイナマン』に登場する進化獣の一体。
概要
カー将軍が創り出した進化獣の一体で、緑色の巨大な二足歩行のセミそのままの姿をもつ。
超音波の鳴き声で半径100mの建物を粉砕する「セミシグレ」による地上破壊作戦が使命。さらに自身と同じ破壊能力を持つ無数の巨大ゼミを孵化させ、大規模地上破壊に乗じて地上に総攻撃を仕掛ける王女キメラの作戦を展開する。
また、セミらしく短い寿命しかないことが示唆されているが、本人はその哀しい宿命を受け入れている。
活躍
都市部で破壊活動を展開する中、超音波増幅装置を森の随所に仕掛けて厳重保護したアジトの洞窟にて巨大ゼミの蛹を育て、羽化まであと数時間という所までこぎつける。ダイナマンとの戦闘ではセミシグレによって彼らを追い込むが、回収されたた増幅装置から厳戒態勢の洞窟を怪しまれ、単体突入したダイナレッドに洞内を爆破され、作戦は失敗。
戦闘ではセミシグレで攻撃するも、フェードバックセミシグレに超音波をはね返され、スーパーダイナマイトを喰らい敗北。
直後ビッグバンプログレスで巨大化する。 ダイナロボの上空を旋回しながら、セミシグレの騒音で苦しめる。
しかしダイナバリヤーにより超音波を防がれ、ビートハンマーの一撃を受け倒れ、最期は科学剣・稲妻重力落としの前に爆散した。
余談
デザイン画には「いつも笑っているような声(=バルタン星人の笑い声)を出している」というリクエストが書かれているが、実現はしなかった。