概要
キミガシネの登場キャラクター,篠木敬二の一人称である。たまに「オレ」になる事があるが,基本的には自身のことをおまわりさんというらしい。
性格の激変?
ノエルが言うには,人工知能は3年に一度性格がアップデートされるらしく,ケイジの人工知能(二章後半で登場)もおそらく3年前の性格なのだろう。しかし,おまわりさんと言う一人称を一切使っていない。何がケイジをここまで変えたのか…
以下,ネタバレ注意!
「生まれてくるガキの名前?」
「そうだな…やっぱり情に熱い男の名前にしてやっか! かっかっか!」
実はケイジの恩人も,現在のケイジと同じような喋り方をする人物だった。それはケイジの少年時代に遡るのだが,喧嘩っ早いケイジに,「簡単に拳を握るな」と教えたり,人として大切なことを教えたりと,言葉こそゆるく適当だが,優しい性格であったと言うのがわかる。
しかし,ケイジが現職の警官になった際に教育係から告げられたのは…
「辞めちゃった人よ ごめんなさい」
あそこまで正義感の強い人物が何故やめたのか…そう考えつつも仕事をしていたが…
ある日,銃を所持している男が暴れていると言う情報が入り,ケイジが向かった。相手の様子はマトモではなく,ケイジは威嚇で一発撃つと宣言。すると,
と誰かの声が聞こえたがために慌ててケイジは撃ってしまった。
その撃った相手が…………
………かつての恩人だった。
………その事件には大きくアスナロが関与していたが,そんなことを知らず,自らの手で殺してしまった後悔をしたケイジは…
幻影に心を侵されていった。
考察
彼は名前が明かされていないが,目元や正義感の強い性格,息子の「情に熱い男の名前」,そして幻影として人の心を侵す事から,彼はジョー田綱丈の父なのではとされている。
また,おまわりさんの人形があった事から,彼も候補者で,その遺体を知っているミドリが悪意のあるやり方をしたのではないかとも捉える事ができる。