木下しずか
きのしたしずか
概要
名前は担当声優のブログより判明したが、それまでは髪型から「鬼太郎ちゃん」、琴吹紬の後ろの席に座っていることから「ムギの後ろ」などのあだ名が付いていた。
アニメ本編の序盤から中盤にかけては一定の存在感を保ちながらもあまり目立つ存在ではなかったが、第19話において待望の初台詞を獲得。さらに学園祭の劇本番で起きた思わぬアクシデントをオカルト研との友好関係を生かした見事な機転で解決に導くなど、メインキャラにもひけをとらない活躍を見せる。このエピソードでの小さな体で懸命に頑張る姿が各所で注目を集め、第17話や18話での出演で脚光を浴びた若王子いちごと並んでアニメ終盤におけるモブキャラ人気を代表する1人となった。ちなみに上記のアクシデントの際、平沢唯に自身の代役を頼んでいたが、劇が順調に進行していた場合における彼女の配役は「木(H)」であったらしい。
山田尚子(監督)によると、普段はおとなしめで、あまり自分を出さないが、教室で前の席に座る紬が色々なものを興味津々で見ている様子に、くすっと笑ったりしているらしい(→しずムギ)。また後期OP "Utauyo!!MIRACLE"内にも登場し、サビのライブシーンでは飛び跳ねて笑顔を振りまくなど、暗い性格ではないようだ。他、クラスメイトの中で特に仲が良いのは島ちずるであると思われる。
ちなみにBD第7巻の特典として付属したキャラ紹介によると、「口下手でやきもちやき」な性格で、「前の席の紬がいつも楽しそうなのを見て、こっそり癒されている」とのこと。ここまでは山田監督のコメント通りの設定と言えるが、加えて「佐野圭子と幼馴染」という、意外な事実も明らかとなった。これをふまえた上で改めて見返すと、2人が一緒にいる場面は実はかなり多く、上記の島ちずるに岡田春菜を加えた4人で仲良しグループを形成していたとの見方もある。
3年2組の面子の中ではかなり小柄な方で、19話での描写を見るに、中野梓と同等か、それ以上に背が小さい(148-9cm程度?)。そのためか、制服の下に着るセーターやジャージの袖も余り気味。なお、彼女が好んで着用するオレンジ色のセーターは、唯たちが夏に着ていたニットベストとは異なるものである。だが、一方で集合写真や同じ19話でのムギとの身長差から実は唯と同じかやや低いくらいの身長があり、案外大柄なちずるとよく一緒にいるために小さく見えるだけである可能性もある。
登場話
- オープニング(GO! GO! MANIAC)1 - 秋山澪紹介カットでイヤホンを共有するシーン。右後ろ。
- オープニング(GO! GO! MANIAC)2 - 『エアでOK 雰囲気大事』のタイミングで流れる教室シーン。琴吹紬の後ろ。
- オープニング(Utauyo!!MIRACLE) - ライブの観客。
- 第02話 - アバン、平沢唯を起こすシーン。「唯、ケーキだぞ」のタイミングで教壇付近に立っている(琴吹紬の向かって右隣)。
- 第03話A - 唯、澪、紬、真鍋和の4人で昼食をとっている場面と、その直後、田井中律が巻上キミ子等に話しかける場面の画面前方に確認。他、クラス集合写真の撮影前には佐野圭子と一緒におり、写真の位置は下段右から7番目。
- 第03話B - 澪と律が遅刻するシーン。唯の「おやすみかと思ったよ」の台詞の直後に登場し、微笑ましげな笑顔を浮かべていた。
- 第04話 - 修学旅行に向かう新幹線や、バス移動の際に確認。
- 第06話 - 唯の着替えとなるジャージを借りてきた和が教室に入る場面と、ギー太を抱えた唯が山中さわ子に注意される場面で確認。
- 第09話 - 授業中に居眠りする唯を澪が見ているシーンで確認。
- 第10話 - 自習シーンにて登場、机に頬杖を突いていた。
- 第18話 - 演劇の準備シーン等で登場し、岡田春菜、佐藤アカネ、瀧エリと共にアップで写る。
- 第19話 - 本番前の準備で圭子と共に作業。その後は円陣シーンや、オカルト研に紛失したジュリエットの墓石の代理を借りに行くシーン(初台詞)で登場する。詳細は記事参照。
- 第20話 - 放課後ティータイムのライブ・ごはんはおかずの演奏シーンにて、島ちずる、野島ちか等と共に登場(セリフは無し)。
- 第21話 - 卒業アルバムの個人写真撮影シーンにて、カメラマンの後ろで列を作って並んでいる1人。圭子と隣り合っている。
- 第24話 - 卒業式後、教室全体が写るシーンなど。山中さわ子の言葉に、目を潤ませている。
- 第25話(番外編) - 軽音部の新入生勧誘ビデオの撮影中、若王子いちごがインタビューを受けている後ろで島ちずると談笑している。