俺は誰にも負けねー!俺を倒せるのは俺だけだ!最後までバカでい続けてやるぜ!
プロフィール
性別 | 男性 |
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年齢 | 24歳(作成時イメージ) |
出身地 | アタルヴァ共和国 |
属性 | 雷 |
CV | 檜山修之(ブレフロR) |
概要
『グランガイア』の大戦期に活躍した《六英雄》の一人。荒々しい気性の男性。愛用武器は《雷剣バトゥータ》。
ゲーム開始時点で一人選べる最初のユニットの内の一体でもある。
来歴
鉱業を生業とする家に生まれ、幼い頃より鉱山の力仕事で肉体を鍛えられていった。しかしある時、変化の無い退屈な日々に嫌気がさした彼は賞金稼ぎとして魔物退治の旅に出た。元々パワーもスタミナもあった彼はみるみるうちに戦果を挙げ、大型の魔物をも一人で倒せる強さにまでのし上がる。そんな自分を最強と自惚れていた頃にアタルヴァ共和国正規軍のエミリアと出逢い、力任せに敵を斬っていただけの自分の未熟さを思い知る。その後彼は更なる強さを得る為に積極的に剣豪と戦い、剣術を身につけていった。
やがて轟獣ガルバードを討伐し、ガルバードの持つ宝箱から雷剣バトゥータを手にすると、彼は鎧さえも紙のように易々と切り裂く恐るべき破壊力を会得する。そんな彼を讃え、人々は「雷武王」と呼び、武勇を語り継いでいったという。
神々との大戦期には軍属せずに個として神軍と戦い、一騎当千の実力と神出鬼没の自由奔放さから神軍に大きな脅威を与えた。また、その戦いの中で共和国将軍となっていたエミリアの窮地も救っている。この時何かを言われた事で、彼は爆発的に力を上昇させたらしい。
その後、神軍の中枢を目指した彼の前に、一人の魔導師クーラが立ち塞がる。エゼルは人間の女性と戦う事を拒み一方的に攻撃を受け続けたものの、最後にはクーラの決意を汲み取り、神をも超える力を発揮して彼女を斬り伏せた。
直後にある騎士が現れ、悲しみの表情と共にある言葉を告げると、エゼルは笑いながら「俺を倒せるのは俺だけだ」と言い残し、己を刺し貫き自決した。
性格
猪突猛進的で、考える事が苦手。絵に描いたような単純馬鹿という印象を受けるものの、女性には何故か敬語になっていたという噂があった事がユニット図鑑に記載されており、意外とナイーブな一面があった事をほのめかしている。
メディア展開として連載されていた『ハルトの召喚日記』ではアトロを女性と間違えて敬語で話してしまう描写がある。
またエミリアを救った際にかけられた言葉を戦友に自慢げに語った所、「お前はただのバカではない。尊敬すべき大バカだな」と言われてしまった模様(エミリアの性格的に恋愛的な内容ではないと思われるが、詳細は明かされていない)。
余談
公式の調査で、最初に選べるユニットの中で最も選択されているユニットである事が判明している。六英雄で唯一窮地に追い込まれた描写もなく、相当な強さであった事が窺える。
彼の戦闘力は高く評価されているものの、一軍の将としての素質を認める記録は殆ど無いどころか批判的な内容まであった事がユニット図鑑で語られている。彼の性格と単騎の実力を考えれば、他者との連携が到底上手くやれない事は想像に難くなく、軍属せず個として戦ったのもその辺に理由がある可能性が高い。
ただし、アタルヴァ共和国軍の軍師ヴァイスは別の着眼点から、彼にも将としての素質はあったと記録を残しているらしい。
曰く「将が頭を使う必要はない。危機察知能力と決断力、背後にいる安心感があればいい」とのこと。
もしも六英雄が協力し、神々を退けることができたのならば、大軍師を横に置き大軍に檄を飛ばす彼の姿が見られたのかもしれない。