CV:楠木ともり
概要
セレナとは、『魔女の旅々』の登場人物。『遡る嘆き』のゲストキャラクター。
「薫衣の魔女」という2つ名をもつエステルの幼馴染。
エステルとは幼いころからの友人で、つれだってよく遊んでいたが、エステルの魔女の修行の留守中に強盗に両親が襲われ、殺害されてしまう。
両親を亡くしたセレナは叔父に引き取られるが、叔父の迫害にあったことにより叔父を殺害、これをきっかけにセレナは快楽殺人者へと変貌、多くの人を手にかける犯罪者となってしまう。
大量殺戮者となったセレナは逮捕されて死刑判決を受け、旧友・エステルの手によって処刑されてしまう。
このことを思い悩んだエステルは、「灰の魔女」イレイナを雇ってセレナと両親が強盗の被害にあわず、幼馴染が快楽殺人者にならないよう、事件の直前まで時代をさかのぼったのだが・・
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そう…私達は…エステルさんも私も思い描いていた前提も何もかもが間違っていたのです
ネタバレ注意
10年前の殺人事件の犯人
実は事件の真犯人は、他でもない、セレナ自身だった
本人曰く父にはいやらしいことをされ嫉妬した母にはぶたれ。それなのに家の外では仲のいい家族を演じるという壊れた家だったとのこと。(真偽は不明であるがアニメ版ではセレナの父親は腹違いの姉と語る未来のエステルをうなじや首筋で判断・信用しており、視聴者から「どこを見て判断しているんだ」、「気持ち悪い」と突っ込まれていた)
エステルも親友とは思っていなかったようで、友だちを思い、悲劇を回避すればセレナは幸せになると思っていた彼女を失望させた。
エステルは滅多刺しにされ、瀕死になりながらも、友に裏切られた今となってはいらないと、「セレナの記憶」を引き換えに、絶望にうちひしがれながら、セレナを殺害した。
その後イレイナとエステルは、もとの世界に帰還した。
「セレナの記憶」を失ったエステルは、生きる精力を失い、廃人のごとき状態となっていた。
依頼を終えたイレイナは、自らの無力さを涙を流しながら、これを嘆くのであった。