セレナ(魔女の旅々)
せれな
CV:楠木ともり
セレナとは、『魔女の旅々』の登場人物。『遡る嘆き』のゲストキャラクター。
エステルとは幼いころからの友人で、つれだってよく遊んでいたが、エステルが修行のため他国へ留学していたところに強盗に襲われ、両親は殺害されてしまう。
両親を亡くしたセレナは叔父に引き取られるが、虐待にあったことで凄惨で救いの無い世界を憎むようになり、叔父を殺害して姿を消してしまう。
その後、人を殺す快楽を覚えてしまったセレナは「2丁目殺人鬼」と呼ばれ、次から次へと殺人を繰り返し、本編の3年前に帰国したエステルによって捕らえられ、エステルの手によって処刑されてしまう。
このことを思い悩んだエステルは、「灰の魔女」イレイナを雇ってセレナと両親が強盗の被害にあわず、幼馴染が快楽殺人者にならないよう、事件の直前まで時代をさかのぼったのだが・・
そう…私達は…エステルさんも私も思い描いていた前提も何もかもが間違っていたのです
ネタバレ注意
10年前の殺人事件の犯人
実は事件の真犯人は、他でもない、セレナ自身だった
本人曰く「父にはいやらしいことをされ、嫉妬した母にはぶたれ。それなのに家の外では仲のいい家族を演じるという壊れた家でした」とのこと。
(真偽は不明であるが、アニメ版でのセレナの父親は腹違いの姉と語る未来のエステルをうなじや首筋で判断・信用しており、視聴者から「どこを見て判断しているんだ」、「気持ち悪い」と突っ込まれていた。一方で、叔父に受けた虐待によって世界を憎むようになった、という当初の話が事実で無かったことから、この両親から受けた虐待という話も、セレナの虚言である可能性が指摘されている)
エステルのこともセレナは親友とは思っていなかったようで、友だちを思い、悲劇を回避すればセレナは幸せになると思っていた彼女を失望させた。
エステルは滅多刺しにされ、瀕死になりながらも、友に裏切られた今となってはいらないと、「セレナの記憶」を引き換えに、絶望にうちひしがれながら、セレナを殺害した。
その後イレイナとエステルは、もとの世界に帰還した。
「セレナの記憶」を失ったエステルは、生きる精力を失い、廃人のごとき状態となっていた。
依頼を終えたイレイナは、自らの無力さを涙を流しながら、これを嘆くのであった。
余談
前述の通り、エステルのことを友達と思っていなかった彼女であるが、原作によると本来の時間軸ではエステルが説得を試みるもエステルのことも憎むべき世界の一つとして認識し聞く耳を持たないという状態であった他、周りに処刑をせかされたことや、セレナの心理描写も描かれてないこと、エステルの方も別の国に留学する事になり疎遠となっていった為、詳細も1話完結ということもあり分からないままである。(アニメでは写真では仲の良い様子があった)
『ありとあらゆるありふれた灰の魔女の物語』では、本編のイレイナはロストルフで演劇鑑賞をしただけで国を去っていったが、内容が変わっており『親友を殺した強盗をエステルは探し続ける』というもの。『遡る嘆き』で10年前のエステルにセレナが殺されたものだと思われる。
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