曖昧さ回避
概要
『真・女神転生Ⅲ』に登場する「マガツヒ」(禍つ霊)は、意識存在が持つ精神エネルギーのことである。過去の作品における生体マグネタイトに近い。
苦痛を与えると放出されるもので、空間にも一定量存在している。赤く小さいオタマジャクシのような外見をしており、大量に吸い取られると死に至る。
小説版ではマガツヒにも個体により味が変わるらしい。(作中では苦いマガツヒが登場)
悪魔はこれを必要としており、人間やマネカタからは特に質の良いものが採取できるようで、カブキチョウにある捕囚所で彼らは日々拷問されている。
『真Ⅲ』以降、エネルギーとしてのマガツヒは登場しなかったが、『真・女神転生Ⅴ』で久しぶりに登場。
『真Ⅴ』の魔界ダアトには、マガツヒが結晶化したものが存在する。
また、「マガツカ」と呼ばれる湧き出るマガツヒを悪魔たちが占拠した場所がある。マガツカは広範囲に影響を及ぼし、主人公やミマン等には悪影響となる(システム的にはマップがきちんと表示されなくなり、視界も悪くなって道に迷いやすくなる)。
マガツカにはリーダーがおり、倒すとマガツカは消滅し、マガツヒは主人公の力になる(新たな能力を習得できるようになる)。