リオン・バルタザール
りおんばるたざーる
『軌跡シリーズ』の『黎の軌跡』に登場するキャラクターである。
概要
星杯騎士団の守護騎士第十一位。
顔出しはしていないものの劇中での初めての彼の活躍は創の軌跡であり、最終決戦の際に自身のメルカバを用いて【逆しまのバベル】攻略のサポートを務めている。
黎の軌跡ではジェラール・ダンテス率いるアルマータの勢力拡大を危惧した封聖省の命を受けてセリスと共にカルバード共和国に入国する。
口調は穏やかで涼しい顔を崩さないが、本質的にはとにかく口が悪く、セリスも怒らせることがある。
ヴァンのこともバルクホルンが教えた弟子でも『落ちこぼれ』と馬鹿にしている。が、そんな口調でも星杯騎士団の一人であるため、実力は折り紙付きで第八位・バルクホルンの直弟子の一人。
聖職者ではあるが、『ゴールデンブラッド』の完全版を鑑賞したり、サルバドーレ・ゴッチ監督といかがわしいやりとりをして盛り上がるという、同僚であるワジに並んでイカサマ神父、破戒僧と言われても反論できないであろう振る舞いが目立つ。
が、色眼鏡で見てしまう傾向が強く、《汎魔化》が起きた際にはヴァンが外典を読んだと疑い、一連の事態への関与も睨んでいたが、ゴッチに諭されてあくまでも「ヴァン・アークライド」としての彼を信頼するとその場は引き下がっている。