実は心にトラウマを持った人間が取る最もメジャーな防衛機制の一つだったりする。
トラウマというものは、特定の事柄に触れると過去の心の傷が疼き発動するものと思われがちだが、その傷があまりに深いものだと再発を未然に避けるため無意識のうちに「興味がないもの」だと脳にインプットされ無関心という感情が沸いてしまう。
この状態を放置しておくと最悪「何をやっても楽しいと感じなくなる」「嬉しい事を嬉しいと感じなくなる」などと感情を表に出す事自体にストレスを感じるようになってしまう無感情状態に陥ってしまう危険性がある。この場合自分の存在意義すら消えてしまうため実質的な死を意味するも同然の状態になる。
特定の対象を嫌うアンチとはまた別の意味で人間の心理としては深刻な状態ともいえる。
もちろん本当に興味がないというケースもあるだろうが、人間関係など自分の生活に影響するものにおいてはトラウマを疑ったほうがいいかもしれない。