概要
戸塚慶文の漫画『アンデッドアンラック』に登場する武闘家の男性。
中国でファンの門下生として初登場した。後に入門した少年期のシェンと修行を共にし、彼の兄弟子となった。
だが物語開始時点だと、ロウは既に故人である。
容姿
中華服を着た筋肉質の男。年齢は不明だが、少年期のシェンから「おっさん」と言われていた事や見た目の印象から30代ぐらいと推測される。
顎にある「×(バッテン)」の傷が特徴的で、ちょっぴり強面。
人物
真面目な人柄のようで、真摯に武術の修業へ向き合っていたと思われる。少年期からケンカで大人を倒していたシェンを打ち倒すほどの実力を有しており、修業を共にしてからもシェンはロウに一度も勝てなかったという。
ある場面では、シェンの妹・メイを肩車して花火を見物する様子があり、優しい一面もある大人だったのかもしれない。
関連タグ
ロウの最期
ファンの趣味「自身の天下無双を証明すべく、強者を育て上げ自分を脅かす程に強くなったら殺す」という外道により、武の才覚をみせたシェンとメイの兄妹を殺し合いさせる凶行へ抗議をするロウ。もしかしたら、師匠の蛮行を力づくで止めようと立ち向かったのかもしれない。
だが弟子の声は師匠に届かず、ロウは死亡遊戯を身に着けていたファンの殺人拳により殺害された。そしてロウは古代遺物(アーティファクト)の効力により死亡遊戯の珠(たま)へ封じられ、ファンの殭屍(キョンシー)に変質されてしまうのだった。