CV:山寺宏一
概要
トイトイ王国のパ・ズール大臣より依頼を受けて高田ガン/ヤッターマン1号の父・高田徳兵衛が製作していたが、パ・ズールの世界征服の企みを知って製作を中止。途中で放棄されたメカをパ・ズールがボヤッキーを唆して完成させた。
外見はヤッターワンに似せつつも各所に兵器が搭載される。左腕のレバー→ビームライフル型グレネードランチャー、右腕のサイレン→マシンガン、背中の放水機→電撃装置と変化し、尻尾はナイフ、口には火炎放射器が搭載され、使用されなかったがステルス機能も装備するなど攻撃力に全振りとなっている。
劇中で一度はヤッターワンを完膚なきまでに破壊するが、パ・ズールの作戦始動後に完全復活したヤッターワンと激突。激しい戦いを繰り広げた後、ヤッターワンの熱い心が籠った放水乱れ撃ちによってついに倒される。機能停止したヤッターゼロからは、ヤッターワンと同じ正義の心の結晶である記憶メモリーが飛び出し、ヤッターワンをヤッターキングへと一時的にグレードアップさせた。
映画内でパ・ズールの野望はヤッターマンと正義のヤッターメカ達の活躍によって阻止され、ヤッターゼロも消滅したが、彼のメモリーは残され、これがテレビシリーズ終盤でヤッターワンをヤッターキングへとグレードアップさせ、ダベンキメカ撃破に大いに役立った。