概要
Beatmania IIDXシリーズにおけるGOLI氏が手掛けたキャラクターは、当初はポスターやシステム画面に登場する「イメージキャラクター」と称されあくまで曲中のレイヤーやリザルト画面に登場するオマケ要素的なものであった。
しかし、次第にこれらのキャラクター自体の人気が高まっていき、「月刊誌アルカディア」のBeatmania IIDXのコーナーで各キャラクターのプロフィールが掲載されるようになった。
そしてIIDX本編では『9th style』に収録された楽曲「LOVE SHINE」、『10th style』に収録された「DoLL」など、キャラクター主体のムービーが作られた。
キャラクターについては2006年のインタビューにより登場人物は全部で26人となっており、『IIDX17 SIRIUS』稼動時点での総数も同数である。更に、メインキャラとして登場してはいないが存在が確認されているシアの養父でセリカとエリカの実父である冬夜、ファーボ、そして士朗、エレキの父である弦士を数に入れると既に人物は出尽くしている事になる。
2007年には「beatmania IIDX フィギュア 1/8シリーズ」(コナミスタイル専売)や「beatmania IIDX ヒロインフィギュアコレクション」(プライズゲーム用)と題したキャラクターのフィギュアが登場している。
また2008年には『パチスロ beatmania』(KPE)に登場しており、キャラクターの一部に声優が起用されている。2009年にはコナミスタイル専売でほぼ同じ声優陣によるCDドラマ『Roots26 S[suite]』のリリースされており、完結編であるVol.3までが発売されている。
2009年稼働の『17 SIRIUS』に於いては、主要キャラクターが登場するストーリー仕立ての「パーティーモード」が追加された。
キャラクター一覧
ユーズ (YUZ)
ナイア (NYAH)
士朗 (SHI-LOW)
サイレン(SIREN)
デュエル(DUEL)
ニクス (NIX)
孔雀 (Q-JACK)
ジルチ (ZILCH)
識 (SHIKI)
ケイナ (K-NA)
リリス (LILITH)
慧靂 (EREKI)
セム (SHEM)
達磨 (DARUMA)
彩葉 (IROHA)
英利 (EIRI)
鉄火 (TEKKA)
ファーボ(FA-BO)
茶倉 (SAKURA)
緋浮美 (HIHUMI)
天土 (AMETO)
紗矢 (SAYA)
戌 (INU)
備考
- 長らく続くシリーズではあるが、未だに『pop'n music』シリーズにゲストとして出演してはいない。
- 津軽の項目で記述されているが、元々『pop'n music 9』でセリカ・エリカが出演される予定だった事がわかる。また『pop'n music 10』の企画でユーザーから「トラン以外のIIDXキャラもポップンミュージックに出してほしい 」[2]という意見があるが、これはGOLIのキャラクターを指している可能性が高い。しかし「ポップンにIIDXのmurmur twinsを移植してほしい」という意見があったために、それが採用されるついでにトラン以外のIIDXのキャラとして、マーマーツインズが出演することになる。
- なお、『pop'n music 17 THE MOVIE』以降は他BEMANIシリーズから移植された楽曲の担当キャラクターは、過去のキャラクターの使い回し、もしくはその色変えとなっているために、現在GOLIのキャラクターがpop'n musicシリーズに出演することは難しいと思われる。
- IIDXが切っ掛けで知り合った仲間達による日常を描いたストーリーから一転し、シリアスな展開になり、Roots26 S[suite]Vol.3では悲劇的な結末を迎えることとなる。 このような路線変更とも言える展開についてはファンからは「新作が出る度に匿名掲示板で叩かれたのが原因ではないのか?」と言われている。