概要
シミュレーションゲーム『R-TYPE TACTICS』にて初登場した輸送艦で、形式番号はUFCS-05。ゲーム内では旧式の艦艇に分類されており、序盤のプレイヤーの旗艦として割り当てられる。機体中央部に配されたコンテナには戦闘機型ユニットを最大2機まで収容可能で、収容されたユニットに対し、修理や補給を行う。
駆逐艦や戦艦のような純然たる戦闘艦とは違い、装甲は薄く自衛用の火器も機銃のみであるが、欺瞞用のデコイ(囮)を生成する事が出来る。このデコイは敵の陽動だけでなく、自爆させる事で周囲の敵を巻き込むといった使い方も可能である。
続編の『R-TYPE TACTICSⅡ』では、グランゼーラ革命軍が独自の改良を施したGZCS-05Cヨルムンガンド級・改が登場。燃料搭載量を増加させた代償として回避率が若干低下してしまっている。
また、本艦のデコイ機能をオミットし、推進力を強化した強襲揚陸艦仕様のヒルディスヴィーニ級が本艦を改造する事で開発可能となっており、こちらも連合軍(UFLS-06)・革命軍(GZLS-06)仕様の2タイプが存在する。
『R-TYPE TACTICS』の艦船は『R-TYPE FINAL2』にも引き続き登場しており、ゲーム開始時には当艦の女性クルーらに見送られながら出撃するシーンがあり(ステージエディットで最初のステージをステージ1.0以外に指定したり、DLC追加ステージのプレイを開始するとアングルボダ級からの発艦となる)、ステージ7.1ではヘイムダル級を旗艦とした宇宙艦隊の中に混じっているのが確認できる。プレイヤーへの攻撃は行わないが、破壊後に衝突判定のある残骸が残る。
また、ステージ1.0の廃棄コロニー内に遺棄された本艦の残骸はバイドの侵食を受けて腐敗輸送艦に変貌しており、コンテナ内部からはガウパーの幼体がわらわらと湧いてくる。