後述の通り、1号と2号が登場するが、どちらも司馬宙のライバルを自称する、黒鷲のドンが手下のパンチョと共に製作した巨大ロボット。大きさはジーグと同程度で、帽子を被っているような外見をしている。
『マジンガーZ』のボスボロットと同様、ジャンクパーツで作られている。素材であるジャンクパーツは、ドンの高校時代の相撲部の先輩である原田より譲ってもらったもの。
エンディングにも登場しているが、1号が壊れて2号に替わった後もエンディングは1号のままだった。
なお、どちらもサポート要員であるパンチョは座席とかに固定されていない。ハニワ幻人やロボット獣と格闘したらすぐに潰されるか遠くへ吹き飛びそうだったが、メカドン自体がボロット枠のコメディリリーフだったためか、そんな悲惨な事態にはならなかった。
ちなみに劇中ではカーレースに普通に参加している。レギュレーションどうなってんだ?
メカドン1号
TVアニメ版第5話「むちゃくちゃメカドン大奮戦!!」から登場。
顔はドンに似て下顎が突出しており、ハンチング帽のような頭をしている。両腕は蛇腹関節でボスボロット似。腰から下はレーシングカーだったが、メカドンの全長を考えると非常識に巨大なレーシングカーである。
操縦席が下半身の後部にあり、操縦者のドンからは前が見えないという致命的な欠陥があるため、肩に手綱をもって馬乗りになったパンチョのサポートなしではまともに動けない。第16話でハニワ幻人ダイラに破壊されてしまった。
メカドン2号
第17話「がんばれ!!メカメカメカドン号!!」から登場。
顔立ちはどちらかといえばパンチョに近い丸顔タイプでリスのように頬袋が膨らんでいる。こちらは麦わら帽子のようなものを被っている。
2号の設計はビルドベースのダイリ所長による。そのため1号とは違い二足歩行が可能なだけでなく、上半身と下半身が分離可能で下半身を四輪車型のパーツに換装したり、上半身だけでも背中のキャタピラで自走可能。
腕はハンマーとペンチになっている。また大砲やガムガム弾、ドリルパーツ、5本指のマニピュレーターなど様々な換装パーツを状況に応じて使い分けることもできる。
メインコクピットは頭部の帽子部分。首からぶら下がったゴンドラ状の部分にパンチョを乗せている。
こちらはエンディングには登場しなかったが、胴体部分にミクロマンシリーズの「ロボットマン」の部品を流用した玩具が発売されていた。
関連項目
ボスボロット:ロボットアニメにおけるコメディリリーフロボの元祖。