『ありがとうなのである!』
概要
史上最弱のUBM。
元は【ティールウルフ】と呼ばれるモンスターであったが、偶然UBMになってしまった個体。
一人称は『吾輩』、語尾は『~である』。人語を理解し、元々小柄だったがUBM化してから更に縮み、ティアンの子供が抱っこして持ち運べるサイズの狼になってしまう。
本編の裏で大体いたらしく修羅場を多く経験している。
最初は【群狼王 ロボータ】という名前だったが、他のUBMのリソースを得る事で、逸話級から現在の古代伝説級【群狼大王 ロボータ】へとランクアップを果たす。
………が、赤いマントを羽織り、王笏が傍に浮かび、頭に王冠が載っている為、地の文では『飼い主にコスプレさせられたポメラニアンにしか見えない』と書かれている。
ただしスキルでポメラニアンの様なテイムモンスターに偽装できる為、街中に普通にまぎれ込んでいる。
能力
本人の戦闘能力は皆無に等しい、支援特化のUBM。
配下となったモンスターを強化するスキルに加え、古代伝説級になった事で得た強力な奥の手を有する為強い。
また配下にはUBMが二体(内一体は正体をロボータに隠匿)所属し、従魔師系統超級職と同等以上の従属キャパシティを持っている。
スキル
- 《忠犬偽装》:アクティブスキル
装飾が消えが【ティールポメラニアン】と呼ばれるモンスターに偽装できるスキル。
- 《王の群れ》:アクティブスキル
格下のモンスターを配下である『ロボータファミリー』に変え、配下に全ステータス10倍化や《自動修復》《病毒系・呪怨系状態異常無効》のバフを付与する。
配下にさえなれば無条件で適応される為、数を揃えると脅威と化す。
- 《軍団格納》:アクティブスキル
自身の配下を収納するスキル。これによりロボータは自分の群れを持ち運べる。
- 《群狼総進撃》:アクティブスキル
クールタイムが24時間と長く、使用可能なのは三分限定な代わりに破格の性能を発揮するスキル。
効果は【群狼大王 ロボータ】の配下は一切のダメージと状態異常を受けない。つまり三分限定の軍団無敵化である。
これにより配下は防御を気にする事なく攻撃に集中でき、副次効果として筋繊維の断裂さえも無視できる為全身全霊で動き続けられる。
ロボータファミリー
ロボータの配下となったモンスター達の通称。
現在は天竜種の亜竜までも配下にしている為かなりの戦力になっている。
- 【烈火迅狼 バーストライカ】
配下第1号の最古参の【ティールウルフ】がUBMに至った個体で、狼の五倍近い体躯と燃えるような金と紅の体毛を持つ人狼。
四肢を使った格闘戦闘とAGIに応じた高熱の追加ダメージを与えて戦う。
- 【??? キル・キル・バ】
神話級UBM【磨刃超獣 キル・キル・バ】がドラグフリーズに敗北した結果、宿主の獣の破壊に伴いリソースが減って伝説級にまでランクダウンしたUBM。
妖刀に近い存在で、配下の【ハイ・ゴブリンウォーリアー】に拾われドラグフリーズに一矢報いるも、呪怨状態異常への耐性付与の影響で新たな宿主にできるのがロボータしかおらず、人間の思考で表現すれば『え? これしかないの? これに取りついてもどうしようもなくない? 何に勝てるの?』、と迷った結果正体を隠してリソースの蓄積に専念している。