概要
「びっくり仰店グランプリ」というタイトルで2回放送されたのちレギュラー化。中京テレビの全国ネットゴールデン番組はサルヂエ以来となる。在名局全体ではNHK名古屋の「超絶凄ワザ」以来となる。VTRの制作も東京支社ではなく名古屋本社で行っている。司会はヒロミと小峠英二。
日本各地のオモてなしがすごくてオモしろくてウマい店を紹介する番組。
この番組が生まれたきっかけは、同局で放送している番組PS純金が三重県亀山市でびっくりやという店を発見したこと。店主の4兄弟の面白さゆえに何度も取り上げられた。
実はこの番組は、PS純金をほぼそのまま全国版にしたものなのだ。板一枚だけのセット、「テレビの前のみなさーん」で始まるオープニング、ナレーションは最小限で出演者にツッコませる方式、ズームのときの効果音、「二階が自宅の店は安くてうまい」という法則などはすべてPS純金と全く同じ。ちなみにPS純金はLocipoで配信されているので地域に関係なく見ることができる。
ひとつの店を長期間にわたって取材する。料理よりも店の人や常連客に着目することが多い。「エアコンが壊れた」「取材スタッフに剥製をプレゼントした」など全く料理に関係ない要素も多く時間を割いて放送する傾向がある。
よく登場する店
※複数回登場した店のみ掲載
- ふくろう(山形県)
鮭川村にある蕎麦屋。スタッフが取材を終えてホテルに戻ろうとすると必ずお土産をくれる。剝製や雛人形などかさばるものばかりくれる。もらったお土産は中京テレビ゜のオフィスに飾られている。
- 珉珉(茨城県)
レギュラー初回で登場した店。店主の「騒ぐんじゃねぇ!」という発言は大きな衝撃を与えた。
- 味のイサム(埼玉県)
店が忙しいということで番組スタッフがアルバイトをすることになってしまった。スタッフはあまりにも店主と仲良くなりすぎて、お墓参りにも同行するくらいになった。取材後火事になり長期休業を余儀なくされた。
- 吉田食堂(福井県)
ロングソフトクリームが名物。あまりにも注文が多いので作り置きして冷凍保存している。ロングソフトを食べる様子だけで1時間放送するという挑戦的な回もあった。
- 夢の中へ(静岡県)
取材している最中にエアコンが壊れてしまい、料理の安さよりもエアコン故障のほうがフィーチャーされるようになってしまった。新しいエアコンを設置するシーンを放送するだけのために週またぎした。