オウカ(蒼き雷霆ガンヴォルト)
おうか
『帰ってきたら、お夜食作っておきますから。』
概要
CV:近藤玲奈
危険薬物に手を染めた能力者からGVに助けられて以来、自分の屋敷に彼を匿うようになる。かなり大きな屋敷であるが、GVたちと出会う前は一人暮らしをしていた。
お嬢様でありながら、家事洗濯をそつなくこなし、気立てもよくて気配りもできる、まさにパーフェクトな少女。
人としてのシアンを失った悲しみに打ちひしがれ、居場所も無くしたGVにとって、彼女の母性的な包容力は、心の支えになっている。
一方で何故かGVにしか知覚できない存在となったシアン(モルフォ)を認識、意思疎通が出来る謎の能力を持つ。
オウカの優しさはシアンに対しても向けられているが、GVのために夜食や弁当を作る度にシアンをやきもきさせてしまい、トークルームではシアンが焦りを感じる事が多いなど、奇妙な三角関係となっている。
『爪』本編では語られないが、国内有数の財閥を有するとされる名家の桜咲家の庶子であり、オウカはその出自から物心付く前に両親から引き離され、桜咲の姓を名乗ることすら許されず、その存在を世間から隠されていたという設定がある。
余談
オウカの実家である桜咲家は無印の時点で登場しており、シアンが自動車のCMソングを口ずさむイベントにて言及されている。
アキュラやミチルの実家である退魔を生業とする神園家同様、『ぎゃる☆がん』シリーズにも桜咲財閥を有する桜咲家が存在しており、無印のイベントは桜咲家の一人娘である桜咲薫子に関連する乗り物のパロディ。ガンヴォルトで設定された桜咲モータースは後の『ぎゃる☆がん2』でも玉前なな子との世間話で言及されている。
また、ぎゃる☆がんシリーズは天使や悪魔、幽霊と言ったシアン同様に普通の人間では視る事の出来ない存在と意思疎通できる能力や科学的手段が存在する世界観であるため、実はオウカのような能力を持つ人間の前例はいないわけでもない。