概要
『妖邪帝王 阿羅醐』に仕える親衛隊の総称。単に『四魔将』と略称される。遼達五勇士と同じく鎧疑亜を纏い、現代の日本各地で戦いを挑む。
その実体は、群雄割拠の戦国時代に生きていた武将の成れの果て。鎧の資質を有していながらも、歴史の流れに翻弄され、力に固執し求め続けた結果、阿羅醐に心の隙を突かれ妖邪に堕ちた。当初は朱天から「妖邪界が四天王」と名乗る。
煩悩京に封じられていた貴力、薬師、夢幻、漆黒の鎧疑亜は阿羅醐に歪められ、授けられたが、迦雄主から真実を伝えられて朱天は離反し『三魔将』となりながらも、新たに迦遊羅が宛がわれ指揮権を取られる形で敵対行為を続けるが、地霊衆による超弾導力の搾取強硬策と朱天の死が切っ掛けで『更なる力によって蹂躙される空しさ』に気付き、五勇士側に組しながら、最終決戦後は彼女と共に煩悩京の平定に奔走する。ノベライズ『鎧正伝』では次々倒されるも、その魂は元の時代へ戻され、有る者は運命に殉じ、有る者は抗いつつ生き延びる術を見出だそうとする。
初期設定で魔将の鎧は日本だけでなく世界各地の邪悪なエネルギーが形作られて出来たもの。悪奴弥守(エジプト神話のアヌビス)、那唖挫(インド神話のナーガ)、螺呪羅(タランチュラ)はその名残りに過ぎない。
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